首が前に傾いていて、頭が肩の真上ではなく肩の前に出ている場合は、いわゆる頭部前方位姿勢になっている可能性があります。この姿勢は首の筋肉を緊張させ、頸椎に数kgの余分な圧力をかける可能性があり、脊椎変性のリスクを高めます。
頭部前方位姿勢 |
頭部前方位姿勢は、頸椎への圧力の増加、筋肉の過負荷、背中の丸まりなど、いくつかの問題を引き起こす可能性があります。頭部前方位姿勢が長く続くと、首の痛みやコリなどの症状が出る可能性が高くなります。
簡単な習慣を毎日実践することで、時間の経過とともに頭の前方姿勢を正すことができます。
チンタックエクササイズは素早く簡単に行うことができ、頭を肩の上に揃える筋肉である上部胸部伸筋を強化するのに役立ちます。
チンタックは、頭を背骨の上に揃えるために推奨される重要なエクササイズの 1 つです。
チンタックエクササイズ |
①背中を壁につけて立ち、足を肩幅に開きます。
②前を向いて顎を下げ、壁にぶつかるまで頭を後ろに引きます。
③ストレッチを5秒間保持してから休憩し、これを10回繰り返します。
胸の筋肉が硬くなると、頭が前に突き出てしまうことがあります。大胸筋と小胸筋を伸ばすと、肩と頭が後ろに引かれて正しい姿勢を保ちやすくなります。
コーナーストレッチは胸と肩を深く伸ばし、正しい姿勢を維持するのに役立ちます。
コーナーストレッチ |
①部屋の隅に面するか、出入り口に立ってください。前腕を各壁(または各ドア枠)に当て、肘を肩の高さより少し下に置きます。
②鎖骨の下の胸が伸びるのを感じるまで前かがみになります。
③最長 1 分間押し続けます。
コーナーストレッチ |
これらのストレッチを朝の日課に取り入れてください。毎日の初めに 2 分間取り組むだけの簡単な時間投資で、姿勢に大きな利益をもたらすことができます。これらの動作のいずれかが痛みを引き起こす場合は、すぐに中止してください。
☆機能運動学大牟田サークル
2月4日(日) → 詳細
☆東京ワークショップ
2月9・10・11・12日(金・土・日・月)→ 詳細