明日29日の大手門KANON集中講座と新宮校集中講座で、呼吸について解説いたします。
肋骨の動き |
肋骨の動き(バケツハンドルアクション)のイメージ |
肋骨でねじる |
骨盤底筋群の大切さも語ります。
骨盤隔膜と横隔膜 |
お待ちしております♡
明日29日の大手門KANON集中講座と新宮校集中講座で、呼吸について解説いたします。
肋骨の動き |
肋骨の動き(バケツハンドルアクション)のイメージ |
肋骨でねじる |
骨盤隔膜と横隔膜 |
12月24日の大阪集中講座、25日の名古屋集中講座、26日の神戸集中講座で、骨盤の後傾と前傾・外方腸骨と内方腸骨の解説をいたします。
骨盤は、左右一対の寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)、仙骨、尾骨で構成されます。寛骨と仙骨の間には仙腸関節が仙骨の左右両側にあり、恥骨と恥骨の間には恥骨結合があります。これらの関節の安定性が大切です。
図にまとめてみました。
骨盤の後傾と前傾 |
仙骨のうなずき・のけぞり運動のとき、骨盤の腸骨は相対的に逆方向に動きます。
仙骨と腸骨の動き |
仙骨のうなずき・のけ反り運動 |
仙骨うなずき運動時の坐骨と腸骨の動き |
仙骨のうなずきとのけぞり |
歩行時の骨盤の動き |
楽しくカラダの事を学びたい方を大募集です🤗✨
ヨガ未経験の方もご参加いただけます
「呼吸と肋骨・脊柱の動き」「骨盤底筋群の意識」などの解説を予定しております。
脊柱側屈時の肋骨の動き |
【日時】
12月20日(日) 10:00〜13:00
【会場】
穂波福祉総合センター 和室(飯塚市枝国402-100)
【参加費】
5000円
【持ち物】
ヨガマット、飲み物、タオル
動きやすい服装でお越し下さい☆
【申し込み】
ヨガ教室 Kadipyar~カディピアール~
☎ 093-982-8713
☎ 090-7459-4037
※レッスン中など電話に出られない場合がありますのでご了承くださいm(__)m。留守番電話に伝言を残していただけましたら090-7459-4037から、折り返しおかけ直し致します☆
MAIL: kadipyar@gmail.com
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12月の各講座で、肋骨の動きについて解説をしております。
ポンプ&バケツハンドルアクション |
肋骨の動き |
年末年始の集中講座の御案内です。
12月29日(火) → 大手門集中講座
1月3日(日) → 新宮校年末年始集中講座
内容は、「安部塾呼吸技法息吹」の解説と実技となります。
息吹・吸気 |
■よい姿勢と呼吸について
・首を楽にして頭と背中と腰の関係を良くすることで、二次的な結果として呼吸を改善する。
■吸う息の改善
・胸郭の動き
・横隔膜と外肋間筋・肋骨挙筋の意識
・吸気補助筋
■吐く息の改善
・胸郭の動き
・骨盤底筋群
・腹横筋
・内肋間筋ほか呼気補助筋
■運動時の事前収縮(予備収縮)
・頭が先に動いて脊椎が長くなりながら、腰(コア)から力を発し、四肢(手足・腕脚)を動かす。
息吹 |
12月の安部塾は、呼吸の基本を洗い直しております。
吸う |
吐く |
肋骨挙筋 |
■起始部
・短肋骨挙筋:第7頸椎および第1~11胸椎横突起
・長肋骨挙筋:第7頸椎および第1~11胸椎横突起
■停止部
・短肋骨挙筋:1つ下の肋骨の肋骨角
・長肋骨挙筋:2つ下の肋骨の肋骨角
■作用
・片側が収縮 ~ 胸椎を同側に側屈・反対側に回旋
・両側が収縮 ~ 胸椎伸展(反る)の補助
※胸椎側を起始とした場合(固定)、肋骨が挙上するための上方回旋が起きるとされる。上部肋骨では挙上の動きが、下部肋骨においては外旋の動きが生じる。吸気筋としてイメージできる。
肋骨の上方回旋 |
深い呼吸では、横隔膜と外肋間筋が最大限に働きます。合わせて、呼吸補助筋群が吸気の際の外肋間筋の働きを補助する。吸気時 に収縮して肋骨をもちあげる働きを補助するのは、斜角筋・胸鎖乳突筋・肋骨挙筋・大胸筋・小胸筋などがある。脊柱起立筋群が脊柱を伸展(反る)させると、肋骨の挙上が楽になる。
肋骨挙筋が肋骨を持ちあげるように働くためには、脊柱の配列が正しい=脊柱が長く伸びて安定している必要がある。
「私」は「私」で、「あなた」は「あなた」。「私」と「あなた」はまったく違う別の人間です。なので、まったく違う別の価値観を持っています。その違いを認め合える関係は永く続きます。お互いの人間性を尊重することができるからです。
「私は私、あなたはあなた」という境界線が守れていると、お互いに脅威を感じることがありません。なので、安全にやりとりをすることができます。意見が合わないからといってムキになって相手の意見を変えようとすることもありません。意見が違うのは、そもその別の人間なのだから当たり前だからです。意見交換ができるのは、相手を尊重しているからです。
自分と相手の境界線を踏み越えて自己主張すると関係は途絶えます。境界線を侵して相手の安全=力を奪おうとするのは、支配・被支配の関係を求める行為だからです。
また、誰かに強く必要とされることで自分の存在意義を確認しようとする共依存関係も、、支配・被支配の関係同様に相手から力を奪い、依存的な関係になってしまいます。
個人の境界線より
個人の境界線(こじんのきょうかいせん, Personal boundaries)、他者との境界線(たしやとのきょうかいせん)、バウンダリーとは、自分に対して行動をとってくる他人に対して、合理的・安全・許容可能な手法であるかを判別するために個人が作成する、ガイドライン、ルール、制約である。それらのガイドラインは、結論、信念、意見、態度、過去における経験、社会学習の組み合わせから築かれる。
境界線は個人の定義に役立ち、それは好き嫌いをおおまかに判別し、他人が接近できる距離を設定するものだという。境界線には身体的、精神的、心理的、精神的といった種類が存在し、それらは信念、感情、直感、自尊心などによって編成されるという。ジャック・ラカンは、この境界線はピラミッド型に階層化されており、「人の生物学的・社会的地位のすべてを連結した包絡線」に基づくとしている。境界線は人間関係の相互作用において、内的・外的の2方向それぞれに影響する。これらは時に、「保護」として働くこともあれば、「封じ込め」として働くこともある。
個人の境界の概念は、他人をコントロールしようとする人や、自分の人生に責任を負っていない人がいる場面で特に有効である。
依存症患者はしばしば、他人を自分のコントロール下に置くことが、人生において成功と幸福を達成する方法だと信じている。この手法を取る人は大抵、それを幼少時に生存スキルとして使い、そして習得したのである。彼らがその手法を使い続ける限り、誰も彼らの気持ちを窮地に追い込むことはできない。
共依存患者は、しばしば自分のニーズよりも他人のニーズを優先し、他人の問題解決に夢中である。
共依存関係は、家族、仕事、友情、ロマンチック、ピア、コミュニティなど、あらゆる種類の人間関係で起こり得る。
健全な人間関係は、適切な境界が土台となった感情的空間において成り立つのだが、 共依存者はそのような限界線を設定することが困難なのである。境界を適切に守るスキルは、精神的健康を取り戻すには不可欠である。
共依存関係においては、共依存者の目的意識は、パートナーのニーズを満たすために極度の犠牲を払うことなのである。共依存関係とは、当人が自給性や自律性を持たない不健全なペアを意味する。すなわち、ペアの一方または両方が、自身の充足の為に、もう一方に依存しているのである 。多くは、自分の価値は他人に由来するという誤った考えのために、無意識的に他人の人生を第一義に考えているのである。
引用ここまで
「どこからが自分で、どこからが他人なのか?」
「他人と自分を区別する自分と他人の境界線がない問題」を抱えてしまうと、健全な人間関係が築けません。自分の人生における行動の責任は自分自身でとらなくてはなりません。同じように、相手の行動の責任は相手自身がとらなくてはなりません。自分が責任をとる機会を逃してはいけませんし、相手が責任を機会を奪ってはいけません。
善意のつもりで相手の境界を侵すと、関係が悪化したり破綻したりします。相手の所有物を粗雑に扱ったり、相手の時間を奪ったり、相手がやるべきことを代行したり、相手の個人的な世界を知りたがったり、相手に自分の期待通りにして行動して欲しがったり、自分の好みや考え方を押しつけたり……そんな人は、健全な対人関係を築くことができません。
なので、「集客」が必要な仕事はできません。過干渉で教えたがりな人たちがうまくいかないのは、簡単に境界線を踏み越えてしまうからです。相手との境界線をあっさり超えて侵入してしまう人は、いつも対人トラブルに見舞われています。そんな人ほど、「こうすればうまくいく」という話をしたがったりします。
孤立して孤独化してしまっている人を観察してみると、対人関係がうまくいかないのを相手のせいにしているのが、すぐにわかると思います。自分が「相手との境界線を踏み越えている」という「原因」に目を向けません。当たり前のことなのですが、境界線を踏み越えてこられたら、健全な関係は終焉を迎えてしまうのです。そして、孤立すればするほど、境界線を踏み越えようとしてしまうという負の連鎖を引き起こしてしまうようになります。
境界線を引く |
この姿勢をとって、肩・胸・背中をそれぞれ押してもらって、自分が立てているか確認してみましょう。立てていたら、安定しているはずです。
ちゃんと立てていますか? 站樁 |
小松先生のコメント。視えないことによる二次的な問題について。
像を融合させるために必要な努力は…… |
後頭下筋群 |
昨日の記事にも書きましたが、胸に息を吸おうとすると首が過緊張して詰みます。安部塾では、背中と脇をふくらませるように意識します。
呼吸時の肋骨と胸骨の動き |
呼吸時の胸骨の動き |
肺と心臓の位置関係 |
脊柱と仙骨の動き |
呼吸と脊柱・四肢の動き |
呼吸と後頭骨・脊柱・仙骨の動き |
息を胸に吸おうとすると、首が固まって不自由になり、苦しくなります。では、どこに吸えばいいのでしょうか?
安部塾では、「腰に吸いましょう」と提案しております。仙骨岬角あたりを意識いたします。重心点に向かって息を入れていきます。
重心線と重心点(仙骨) |
重心線と重心点(脊柱) |
肺の下縁 |
呼吸時の肋骨の動き |
横隔膜の付着 |
姿勢改善のコツのひとつに、「何かをする」よりも「何もしない」ほうが姿勢がよくなるというものがあります。よく誤解されているコツだと思います。「余計なことをしない」という意味なのですが、ほんとに何もしないのだと解釈してしまったりするようです。「脱力」の問題と同様、「余計な力を入れない」ということの意味を理解するということ自体が難しいのではないかと思います。
よく例えに出されるのが、膝関節の過伸展(反張膝)です。膝はまっすぐな状態(完全伸展位)までしか伸びないのが無理がないのですが、その位置を越えて、さらに伸びた状態(過伸展位)までもっていってしまうのは無理が生じます。脚を横から見たとき、脚が後ろに弓のように曲がって変形している場合、膝関節の前面に過度のストレスを誘発するため、膝の痛みの原因になったりします。
膝関節の過伸展 |
頭部のうなずき運動 |
頭蓋は、主に脳を容れる部分である脳頭蓋(神経頭蓋)と、主に顔面を構成する顔面頭蓋(内臓頭蓋)に分けられます。
脳頭蓋と顔面頭蓋 |
猿と人の頭蓋 |
あごを引くと姿勢がよくなる |
12月より、安部塾呼吸技法『息吹(いぶき)』の伝授に力を入れることにいたしました。
呼吸と肋骨・横隔膜 |
呼吸と横隔膜 |
肺の位置イメージ |
人は、完全に呼吸ができなかったら死んでしまいます。死なない程度にしか呼吸ができなかったら、さまざまな活動能力を失ってしまいます。正しく呼吸ができたとき、本来の能力を発揮させることができます。
首と肩を緊張させて固めた浅い呼吸では、「とりあえずどうにか生きることができている」という状態でしかないのではないかと思います。脇と背中を使った深い呼吸ができれば、ちゃんと生きていくことができると考えております。
直接的な方法で呼吸を変化させようとするやり方は、よくない結果につながると思います。間違ったことをやめることで身体各部の完全な調和を取り戻すことが大切だと考えます。安部塾では、呼吸は良い姿勢につき従う動きであると考え、意識で息を直接的に統制し続けようとはしません。間違いを認めて改めれば、正しい呼吸が自然と立ちあがるからです。
良い呼吸は、コア(中心)である『頭と背中と腰の関係』が良くなった二次的な結果として生じるものだとしております。
手足・腕脚をバタバタと振りまわしても、思うような効果を得ることはできません。まずは姿勢と呼吸を整えることが大切だと思います。頭と背中と腰の関係を良くすることに集中して、それができてから枝葉末節の動きをやっていきます。頭を正しい位置にもっていけるようになることを最優先にしていきたいと考えております。
12月前に、以下の集中講座で『良い姿勢が正しい呼吸を生む』というテーマで解説いたします。御参加、お待ちしております。
11月26日(木)大阪集中講座 → 詳細
11月27日(金)名古屋集中講座 → 詳細
11月28日(土)神戸集中講座 → 詳細
11月29日(日)新宮校集中講座 → 詳細
頭と顔面を混同していると、身体操作を誤ってしまいがちです。
脳頭蓋と顔面(内臓頭蓋) |
脳頭蓋と顔面(内臓頭蓋) |