12月の安部塾は、呼吸の基本を洗い直しております。
吸う |
吐く |
吸うときの注意点として、お腹に吸わないようにします。膨らませるのは肺のある場所=肋骨の上部の側方と後方です。横隔膜の脚は腰椎1~3番についているので、おへその高さで脊柱の前方を意識します。実際には、尾骨の方向へ横隔膜を下げるようなイメージで吸うとうまくいくかと思います。
吐くときの注意点として「つぶれない」ようにします。脊柱を長く伸ばしながら、背中をひろげながら胸をひらいて息を吐きます。肋骨下部は骨盤のほうへ下げます。
動作をするときは、まず息を吐きながら腰(コア)に予備収縮(事前収縮)を入れ、そこから手足を動かすようにします。骨盤底筋群(特に恥骨尾骨筋)と腹横筋を同時収縮させてから動作に入るということです。
12月11・12・13日(金・土・日)の東京集中講座で、腰(コア)に予備収縮(事前収縮)を入れるテクニックについて詳しく解説いたします。