20190929 神戸 筋ほぐし |
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正しい筋ほぐしを施術すると、感情的な緊張問題がゆるんで穏やかになります。
「相手をコントロールしたい」「支配したい」という気持ちは生じません。
いまここにある自分と相手が溶け合い、それによりトリガーポイントが消えます。
見つけてもらったトリガーポイント=感情のしこりが喜んでくれるのです。
トリガーポイントには意思があって、探して見つけてもらうと喜びます。
『触知できる索状部位の中にある硬結』には、そんな性質があります。
再現された痛み=関連痛がひろがり、そしておさまっていきます。
そこにはただ、相手を想う気持ちだけがあります。
力づくでコリを潰そうとするのも、世話をして依存させようとするのも、邪(よこしま)です。
コントロールや支配がもたらすのは、さらなるトリガーポイントの増加です。
その昔、少しだけブームになったニール・ドナルド・ウォルシュの言葉。
人間関係の目的は相手に満たしてもらうことではなく、「完全な自分」を分かち合う相手をもつことだ。・
あなたがたは他人が恐怖のもとだと考えているが、あなたがたの信念が恐怖のもとなのだ。
行動の奥にある信念に取り組まなければ、長い目で見た行動を変化させることはできない。
相手を助けるときは、絶対に、あなたが必要だと思う助け方を強要してはいけない。
相手に対する責任を引き受けるほど、あなたは相手に対して権力を持つことになる。もちろん、あなたは良い気分になるだろう。だが、そんな援助は弱者を惑わす媚薬だ。
愛する者を世界に押し出しなさい。彼らが自分自身を体験できるようにしなさい。それがほんとうの愛だ。
こうやっていま見てみると、22年前の言葉としては、とても現代的です。
筋・筋膜トリガーポイントセラピーを日本で使うときは、「信念」に気をつけて欲しいと思います。
相手を助けるときは、絶対に、あなたが必要だと思う助け方を強要してはいけない。
大切なことなので、2回書きました。
ここを間違うと、泥沼状態に陥ります。
愛着に障害があると、相手の責任を引き受けて権力を持とうとします。
相手を依存させようとし、支配するために世話を焼きます。
その行為には愛がないため、日に日に筋肉に硬結が増え、索状部位がひろがっていきます。
眼だけがギラギラして、妙なテンションになります。
何かに憑りつかれているような雰囲気になります。
ときどき、筋硬結が消えた人が「憑物がおちたみたい」という感想を言うのは象徴的です。
自分の邪な心に支配された状態から、素の状態に戻れたということです。
ギラついていた眼が、優しい眼に変化し、明るくて穏やかになります。
感情的な緊張を自覚することは、トリガーポイントまみれの人には難しいものです。
手技療法のマニュアルに「謙虚であれ」と書いてある理由の重みを再認識しています。