筋骨格のキネシオロジーより 鎖骨の動き |
手指↔手首の意識と、鎖骨↔腕の意識。
今日の塾生講座で解説します。
手の握り方(指の曲げ方) |
4指の付け根の意識 |
母指と小指の動き |
手首からの骨連鎖 |
手首の動き・指の動き |
2018/03/21.22 安部塾京都合宿 |
足の種子骨・長母趾屈筋腱・長腓骨筋などの触知と書き込み |
腓骨筋・後脛骨筋・底側踵舟靭帯 |
プロメテウス解剖学 解剖学総論・運動器系 |
プロメテウス解剖学を読んでいると、足の構造が扇と同じであることがよくわかります。
扇の要は、踵骨と距骨です。
要がゆるすぎる扇も、要がきつすぎる扇も、そのどちらもが使いにくいものです。
要が精密な扇は、美しい動きを導いてくれます。
そして、対人関係もまた、足の構造と同じだなって思います。
対人関係は扇ということなのかもしれません。
以前、とある方が「良い舞扇を見極めれるようになったら、対人関係が良くなるよ」と言われてあったのを、浅草で思い出しました。
と同時に、人は良い道具でつくられるので、美しい扇を日常的に使うことが大切かもしれないと思いました。
足の構造について学ぶと、いろんなことがよくなっていきます。
◼️うつ症状
気分が落ち込む、特に朝の抑うつ気分が強い
悲しい気持ちになる
憂うつだ
何の希望もない
集中力が低下し、仕事の能率が落ちた
些細な決断ができない
注意力が散漫になって、人のいうことがすぐに理解できない
今まで好きだったことや趣味をやる気になれない
友人や家族と話すのも面倒だし、話していてもつまらない
テレビや新聞をみてもおもしろくない
身だしなみやおしゃれに関心がわかない
不安や落ち着きのなさ(焦燥感)でじっとしていられない
毎日生活に張りが感じられない
……読んでるだけで、暗い気持ちになりそうです。
慢性の痛みを感じている脳の状態と、うつの脳の状態は、よく似ているとされています。
安部塾では、うつそのものだと考えています。
そして、うつは「心の奥底の憎悪」がつくりだすという説を支持しています。
抑圧した怒りが身体症状化したのが「うつ」だという説です。
うつ病 「心」と「現実」の混同は誤り
拠りどころ喪失が大きな要因に
加藤諦三氏(早稲田大学名誉教授)より
うつ病の本質は「憎しみの表れ」です。心の底で夫を憎んでいるから食事をつくれない。では夫と離婚すればうつ病の原因はなくなるのですが、別れることに対する不安がブレーキとなり、心の苦しみを選択してしまう。うつとは落ち込んでいる姿だけではなく、このような形のうつもあります。私は半世紀近くラジオで人生相談をしていますが、悩んでいる人たちは解決を求めているのではなく、苦しんでいる姿を伝えるために電話をかけて来ることが多いです。「苦しい!」ということは憎しみの間接的表現です。
嫌いと寂しさの選択で人は嫌いを取る傾向にあります。だから憎しみが増長するのであり、寂しくなりたくないから別れられない。どうしようもない関係になって心が病んでしまう。自殺する人は助けを求めているけど、実際には求めないことが多いです。なぜならば助けを求めるべき人が嫌いだからです。
引用ここまで
その昔、筋肉や関節の痛みが「憎しみそのもの」だと解説すると、ほとんどの人は信じませんでした。
現在は、脳の機能についての理解も進み、「ですよね❤️」的な反応が増えました。
喜ばしいことです。
憎しみが痛みを増大させるという当たり前のことを理解できる人が増えていくといいなと思います。
自分の心の奥底の憎しみを認めずに何をやってもダメだと思います。
足底と頭蓋骨の機能を理解せずに姿勢を何とかしようとするくらい無茶なことです。
憎しみの問題に触れないとしたら、そのメソッドは要を欠いていると思います。
憎しみの問題は、依存の問題とセットです。
孤立と空虚しかない人間関係が、慢性の痛みそのものなのです。
外反母趾と母趾の過内旋 |
小趾のハンマートゥ |
鉤爪趾 |
趾の外転 |
下関の赤間神宮に来ています。
龍宮造りの水天門は、龍宮好きな人たちの聖地です。
機能解剖学に忠実に動くと、龍舞の動きになります。
古代と現代が、機能解剖学でつながるのが面白いと思います。
いまから、UZUハウスで講座です。
珍しく平日(笑)。
午後から薬院です✨
脳の海馬と三ケ所神社の海馬 |
ありし日の平和クラス |
長生舞(仮衣装) |
プロメテウス解剖学 解剖学総論/運動器系 |
海幸彦(仮衣装) アンティーク写真仕上げ |
足の甲のケア |
ホムンクルス |
手 |
世の中的に、足の動きを見直すようになったと思います。
足先から生まれた力を、手先までつなぐ。
手先から生まれた力を、足先までつなぐ。
そんな時代になりました。
力(りき)んで身体を動かす時代ではありません。
スポーツの世界でも、機能解剖学を学ぶのが当たり前になりました。
ただ汗をかきたいとか、ハアハアしたいとかいうのが時代遅れになりました。
機能的に正しい動きは美しいです。
美しい動きが、美しい身体をつくります。
形は機能に従うからです。
足先、手先の動きを疎(おろそ)かにしてはいけません。
坐学に力をいれましょう。
賢い脳を育てましょう。
手の動き |
菩薩拳 |
示指・小指伸展 中指・薬指屈曲 |
小趾外転筋 プロメテウス解剖学 |
小趾の外転・屈曲操作 |