2018年3月5日月曜日

手は顔以上に感情を表現します~手の動きは感情に、そして全身に影響を与えます~指先の動きひとつで、すべてが変わります。

手の動き

以前、感情は顔の表情より手の動きの影響を強く受けるという解説をしました。


このまとめが面白いです。

手の動きで本音を見抜く?ふとした仕草からわかる「深層心理」

手は人間の中で神経が通っていて容易に動かせる場所です。
だから無意識の感情が沢山込められています。

私たちは何かをする時には必ず手を使うため、脳からの信号を最も表現しやすいパーツであるとも言えます。

引用ここまで。

絵を描く人は、この記事が面白いかもです。

指先にこそ「感情」と「性格」が宿る! 手の描き方講座

「手」の表現は人の感情や内面が表れやすいのです。


「手の動き」と「感情の動き」は、相互に影響を与え合います。

手を動かすと、その手の動きに応じた「感情表現」が自然と全身にあらわれます。

もちろん声にも影響があります。

指先の動きひとつで、すべてが変わるのです。


手の動きは、脳のはたらきそのものだと言われています。

その人の指の動きが、その人の本心なのです。


心は、指先を通して丸見えなのだということです。


舞の動きがわかりやすいのですが、指先の動きだけで感情を表現します。

すると、全身が筋肉連鎖を起こし、それっぽく見えるのです。


腕に力が入ってしまう人は、愚地独歩の菩薩拳がおすすめです。

菩薩拳

示指・小指は伸展気味、中指・薬指は屈曲気味。

龍舞の基本指技のひとつですが、無駄な力が抜けて綺麗な声が出ます。

示指・小指伸展 中指・薬指屈曲

他にも、さまざまな手の動きがあります。

3月の安部塾では、手の動きと感情について解説をしていきます。


背骨↔肩↔上腕↔肘↔前腕↔手首↔指先への「らせんの流れ」。

安部塾といえば「らせんの動き」ですが、手の動きの美しさはらせんの動きから生まれます。

所作が美しい人は、動きがやわらかくやさしくて、ゆったりしています。

すべての日常動作が舞の動きなのです。


足底の解説と並行して、手の機能についても解説していきたいと考えています。

たくさん学びに来てください(笑)。