2014年8月31日日曜日

わきを締めると人生が変わります(良い方にw)

今日の安部塾で、お皿を使って『わきを締めるテクニック』を実践してもらいました。

お皿を使って、わきを締めるの図  のりりんM

左は、わきが締まって安定しています。

右は、わきが甘くて不安定です。


詳細は、クラスかワークショップで聞いてくださいませw

肩こりのほぐしてあげ方~パートナー肩甲骨はがし

今日の安部塾新宮で、パートナー肩甲骨はがしをやりました。

めっさほぐれますw

パートナー肩甲骨はがし

胸鎖関節の位置を確認後、鎖骨の動きをモニター。

上腕を牽引してから外旋させて、巻き込み肩を解消。

肩甲骨が下がっていることを確認。

僧帽筋の過緊張が解除されている=肩こりが消えていることも確認。


僧帽筋

肩が上がっているって、こういうことですから。

肩が上がるということ

肩が下がる=過緊張の解除に成功ということで。

肩こりほぐし初級編~腕を内外旋させて肩甲骨はがし

「肩甲骨はがしの少しレベルが高いやり方を教えてください」

そんなリクエストがあったので、gif動画アップします。

腕立て肩甲骨はがし~上腕内旋

腕立て肩甲骨はがし~上腕外旋


動画でもわかると思いますが、微妙に効く場所が違います。

2014年8月30日土曜日

五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)対策

肩こりほぐしの記事を書いたら、旧友が「これは50肩にも効くかしら?」とコメントをくれました。

というわけで、アンサー記事を書きます。


予備知識→肩関節周囲炎(四十肩/五十肩)


安部塾では、『肩関節の使い方を間違っているために起きる障害』だと考えています。

なので、肩関節の楽な使い方を学ぶことをおすすめしています。


で、実技ですが、これやってみるといいんじゃないかと思います。

よつんばい姿勢・指先外向き・上腕外旋~肩甲骨はがし

片側の肩甲骨をはがしたときに、斜めってる筋肉が見えると思います。

安部塾では、この筋肉を使えると肩関節周囲炎の原因を克服できると考えています。

痛くない位置で動かせるので、苦痛も少ないはずです。

問題は、gif動画だけで動きを理解できるかどうかですが(汗)。

背中のこりをほぐす~背中を反らせる~8点のポーズ・ねこの伸びのポーズ

うつむいた視線で背中を丸めて仕事をしたりすると背中がこります。

そんなときは、お腹を伸ばしてみましょう。

コツは、『みぞおちからおへそへ・恥骨からおへそへ』です。

イメージを図示すると、こんな感じになります



実際の動きはこんな感じ。

8点のポーズ(エイトポイント)~うつぶせからはいるやり方

ねこの伸びのポーズ変形

腰で反る~おへそから恥骨へ・おへそからみぞおちへ~で反ると、腰が壊れます。

実際の意識は、みぞおちから恥骨へ伸ばしながら、恥骨をおへその方へという感じ。

腰が詰まったような感じにならなければ大丈夫だと思います。

お腹がふくらんで腰が詰まると、上図のようになって腰が逝きます。


おへそを背骨の方へひきつけるようにして、お腹を凹ませながら反ります。

うまくやれれば、背中のこりが消失しているはずです。

肩こりをほぐす~背面合掌で肩甲骨をはがす

安部塾では定番の背面合掌です。

劇的に肩こりがほぐれます。


参加者の実演w

背面合掌

入り方はこんな感じです(できるとこまでやってみましょう~痛くない範囲で)。

背面合掌の入り方~肩甲骨の動きに注目

肩甲骨を後方へ押し出すようにしながら両肩を後ろにまわし、両ひじを前にまわします。

肩の前方が痛くなると危険なので、気をつけましょう。

痛くない範囲で、肩甲骨を羽ばたかせながら、じりじりと両手のひらを頭方へ。

余裕のある範囲で背面合掌します。


くれぐれも、『できる範囲』で慎重に練習しましょう。

2014年8月29日金曜日

ストレッチストラップを使ったナタラージャ(舞踏王)のポーズの練習方法~初心者・初級者向け

ひふみちゃんから、ストレッチストラップを使ったナタラージャーサナ(舞踏王のポーズ)の練習方法の質問がありました。

なので、gif動画を撮ってみました。

初心者向けのストレッチ・ストラップの使い方~ナタラージャのポーズ
初級者向けのストレッチストラップの使い方~ナタラージャのポーズ

ストレッチストラップにはナンバーがふってあって強度が調整できます。

初心者は4・初級者は3くらいから始めるといいでしょう(上の動画は1)。

ストレッチストラップ現物~ナンバリングシステム

ひふみちゃんの成長の記録

肩甲骨をはがして肩こり解消

肩こりのときは、肩甲骨はがしが有効かもしれません。

上腕を外旋させて、肩甲骨を後ろに押し出す感じです。

一般的には、ひじを伸ばした状態ではがしますが、安部塾では少し曲げます。

筋肉を伸張性収縮(エキセントリック収縮)=伸ばしながら筋力を発揮させるためです。


初心者向けの、軽めのやり方を紹介いたします。

ひじの折れ目を前に向ける=ひじを背中に向けるのがコツです。


基礎体力がある人は、腕立てポジションで。

肩甲骨はがし~腕立てポジション

体力がない人は、膝つき拳立てポジションで。

肩甲骨はがし~膝つき拳立てポジション

先日の東京WSのひふみちゃんの肩甲骨はがし~腕立てポジション。

肩甲骨はがし~腕立てポジション


慣れてくれば、肩甲骨を寄せる(内転させる)ことなく真後ろに押し出せます。


肩甲骨を楽々動かせるようになれば、「肩こりって何?」って状態になれるかもしれません。

世の中には、肩こりになったことがない人がゴロゴロいます。

2014年8月28日木曜日

脇を締める=上腕外旋を突き(パンチ)で考察してみよう

脇を締めると背中の力が使えるわけですが、同時に『見えない動き』になります。

わかりやすいように速度を落として、手を下げて(型を崩して)実演してみました。


脇を締めた(上腕外旋・前腕内旋)左突き


脇があまい(上腕内旋・前腕内旋)左パンチ


脇を締めた(上腕外旋・前腕内旋)右突き


脇があまい(上腕内旋・前腕内旋)右パンチ



実際には、『いきなり拳が目の前に現れる』状態になります。

中心軸がある動きは無駄がないため、動きが読みにくいのです。


運動原理は、さっきの記事の『下腿の外旋』です。

僕は、戦士のポーズができているかいないかの基準を、突きが打てるか否かに置いてます。

軸がぶれていなければ、強い突きが打てますから。

突きが弱いということは、軸ができていないということだという判断です。

2014年8月27日水曜日

立ち姿勢を美しく強くするコツ~O脚(膝の過伸展)を自分で直す~下腿の外旋

よい姿勢で立つためには、下腿(膝下)の使い方も大切です。

よくある姿勢崩壊が、膝の過伸展です。

立ちバランス系ポーズが全滅します~まともに立っていられません。

多くの場合、上腕の内旋を伴います(巻き込み肩)。

下腿のねじりが脚に与える影響


膝の過伸展が強すぎて、下腿を外にねじる(外旋する)感覚がわからないときは、戦士です。

戦士のポーズの後脚の下腿を外旋すると、足裏内側縦アーチができます。

過伸展の人は、戦士のポーズで下腿を内旋した状態~膝が抜けた状態になっています。

このため、足裏の内側縦アーチがつぶれてしまい、フラフラしてしまいます。

戦士のポーズで、下腿のねじり感覚を養う


このやり方で戦士のポーズをやれば、立ち姿勢のときの下腿の使い方がわかるはずです。


安部塾では、8点のポーズによる下腿調整もよくやります。

この場合は、お腹を縦に伸ばす(みぞおち→恥骨)ようにします。

頭の位置を正して姿勢を整える~鼻聴導線(カンペル平面)水平

安部塾の姿勢調整の基本は、鼻聴導線(カンペル平面)を水平にすることから始まります。

鼻聴導線(カンペル平面)とは、鼻の下にある鼻下点から耳珠点を結んだ線です。

鼻聴導線(カンペル平面)は、咬合平面とほぼ平行です。

図示するとこんな感じ。

鼻聴導線(カンペル平面)水平の図

鼻聴導線を水平にすることなく、首の下ばかりをいじくりまわしても姿勢は整いにくい。

安部塾では、そう考えています。


また、鼻聴導線を水平にしていないと、ねじり動作がうまくできません。

実験してみればすぐにわかると思います。

きちんと立てるということ~山のポーズ

安部塾方式の山のポーズ。

前後左右どこから押されても安定しています。

山のポーズ・タダーサナ ~動かざること山の如し

まあ、三戦立ちの応用なんですけどね。

これを知らずに生きていくのは、もったいないことだと思います。

2014年8月26日火曜日

身体操作秘伝之図

今朝の大手門クラスの復習用の図です。

説明を思い出しながら見てくださいね。


立ち方
脇の締め方
上体の反らせ方 もも裏の伸ばし方  天上→天井w

わき腹伸ばし(逆側肩甲骨下制)gif動画

下側の肩甲骨下制~上側のわき腹が伸びる


肩甲骨の使い方gif動画 8/23・24東京

参加者の復習用にまとめてみました。

脱力して身体を動かすと、肩甲骨がよく動きます。

上腕外旋・肩甲骨外転⇔内転

肩甲骨外転⇔内転

肩甲骨を後ろに出して腕立て伏せ 内転⇔外転

側屈時、伸ばす側と逆側の肩甲骨を下制

2014年8月25日月曜日

健康になる立ち方・わき腹の伸ばし方・ねじり方

東京WS参加者復習用記事です。


腕と脚を外旋させると、自然に背筋が伸びて、立ち姿勢が安定します。

外旋力を用いた立ち方

片側の肩甲骨をお尻の方へ下げると、逆側のわき腹が伸びます。

肩甲骨を下げて楽に側屈

ねじる方向と逆側のわき腹を背骨の方へ締めてくると、楽に上体がねじれます。

背中を締めて、楽にねじる

身体を痛めずに動くためには、楽なやり方を学べばいいのです。

つづくw

感じたことを伝えれると、体調が良くなる~善悪の議論をはじめると、体調が悪くなる

あくまで私見ですが・・・・・・

『議論』をすると具合が悪くなります。


もちろん、議論の定義にもよるんですが。

「正しさを主張すること」という定義の場合です。

「あなたは間違っている~」という、よくある展開です。

犯人探しをしても問題が解消しないのとよく似た現象です。


具合が良くなるのは、感情を表現し合った場合です。

「あなたに~って言われて悲しくなった」

「かまってくれなくて寂しかった」

「大切にしてもらえなくて腹が立った」

そこには「正しさ」なんてなくて、「感じたこと」だけがあります。


自分が勝手にそう感じているということを伝えるだけです。

「だからあなたにこうして欲しい」という希望は伝えます。

しかし、「だからこうしなさい」とは言いません。

自分の感じたことを素直に伝えれる人は、他人にからみつきません。


感情表現をしないでいると、「ありもしない正義」を振りかざし始めます。

身勝手な理屈を相手に押しつけます。

相手は、そんな理屈を望んでいないのに。

そうして、欠乏感を強めていきます。


「謝罪を要求する」という行為が習慣になっていると、心がやすまりません。

謝罪を要求する心の根っこには、罪悪感があるからです。

善悪で他人を裁こうとしているとき、実は自分で自分を裁いているのです。

なので、ゆるせない人は、自分の心を壊してしまうことになります。


体調が悪いと訴える方とお話しをしていると、ひたすら「正しさ」の話が続きます。

以前の僕もそうでしたが、「正しさ」の話をすると、自分の感じていることがわからなくなります。

感じれなくなると、具合が悪くなってきます。

周りに当り散らすと、誰も相手にしてくれなくなります。


体調と連動して対人関係が悪化します。

よく、対人関係のストレスで体調が悪くなるということがありますが、逆もあります。

誰だって、陰鬱だったり攻撃的・防衛的だったりする人と関わりたくはありませんから。

やさしくて朗らかな人と、人生の貴重な時間を共有したいのが本音だと思います。


一緒にいて楽しい人と一緒にいたいというのは、自然な想いです。

それは多分、お互いに、素直に感情を伝え合える関係がもてる人とつながりたいということ。

そんな相手に出会いたいのなら、善悪の議論をやめる決意が必要なのかもしれません。

そして、自分が感じていることに気づいて、素直に伝えることも。

2014年8月22日金曜日

肩のこりをほぐそう~死体のポーズ(シャバーサナ)

僕のクラスではやらないのですが、死体のポーズが好きな方向けに書いてみます。

あおむけに寝っころがったときに、肩が前に出て床から浮いてしまう・・・・・・

肩周りの緊張が強い人=前肩(巻き込み肩)になっていると、絶望的に肩が固まります。

かといって、無理やり床に向かって肩を押さえつけてもほぐれることはありません。


そんなとき、安部塾では『肩甲骨を下げて、腕の付け根を外旋させる』という調整をします。

gif動画だと、こんな感じです。

死体のポーズでの肩ほぐし手技~肩甲骨下制・上腕外旋

やってみればわかりますが、背中が床に密着します。

いわゆる『地面に身体が沈んでいく感じ』を、体感できるはずです。


そうやって肩まわりをゆるめるとこうなります。

背面合掌

肩まわりが固まると、柔軟な思考ができにくくなります。

自分の考え方に固執している人の肩に触れてみれば、意味がわかると思います。

そんなわけで、肩まわりを解放してあげましょう。

スッキリ軽い肩まわりから生み出されるエネルギッシュな発想力は人生を活性化してくれます!!

足裏から全身が整ってしまう理由~8/23・24の東京クラスでやります

足裏外側縦アーチ調整を硬式テニスボールで行うときに意識する骨  立方骨


つま先が外側にひらいている人の足を見てみましょう。

上図のと立方骨と外くるぶし付近が、ふくらんでいるはずです。

触れてみると、痛みがあったりします。

つま先が外にひらく=立位時の重心が外側寄りということになります。


ちなみに、つま先が内にとじる=内側寄りの人は舟状骨付近がふくらみます。


骨盤の仙骨と、頭蓋骨の乳様突起に連動しているので、ここのゆがみは影響甚大。

立方骨が下がると、脚のラインが真っ直ぐになりません。

なので、この骨を上げておくのが安部塾での基本技のひとつになっています。

この骨が上がっていると動きがよくなり、立ちバランスが安定します。


立方骨が上がると、舟状骨が下がります。

立方骨が下がると、舟状骨が上がります。

シーソーみたいなものですね。

立方骨・舟状骨を調整するだけで、立位時の頭部・肩甲骨の位置が整うことがあります。


東京の8/23中目黒クラス8/24吉祥寺クラスで、そのやり方を説明したいと思います。

ストレスゼロ姿勢~姿勢と思考の関係

http://choomawktk.blog.fc2.com/blog-entry-273.html


仕事柄、他人の心身の状態と思考習慣を観察してしまいます。


各種筋肉痛や関節の異常や内臓機能の不調や不定愁訴を抱えている人の姿勢と思考。

緊張度が高く、がっちりと身体を固めて脂肪や筋肉の鎧をまとったゆがんだ姿勢。

闘争モード・防御モード・逃走モードが中心の、ノルアドレナリン分泌全開の思考。

それにともなう、まわりの世界への親和性の低下。

闘争モードのぬこたん

なんの不調もない人の姿勢と思考。

穏やかでリラックスした、正中線が貫く、中心軸のある、やわらかく真っ直ぐな姿勢。

和合モードが中心の、神経伝達物質の分泌に過不足がない思考。

それにともなう、まわりの世界への親和性の向上。

和合モードのぬこたん

真っ直ぐな姿勢をとると、自然と口元にやわらかで穏やかな微笑みが浮かびます。

眼差しもやわらかく穏やかになります。

攻撃的にゆがんだ姿勢をとると、自然な笑顔ができません。

眼差しが硬くきつくなり、目が笑っていない状態になります。


胸を開いたときと閉じたときの、表情と心境の変化を確かめてみると面白いと思います。


自分のまわりの世界というのは、自分の姿勢が反映される世界だという考え方があります。

只管打坐のように、心身を放下して何も求めずに姿勢を良くする。

『他者に対する作為的操作』をしなくていい心境になれる、中心軸がある姿勢の保持です。

多分それが、いちばん自分に相応しい世界を顕現させる合理的な方法だと思います。


そういえば最近、某塾生が般若心経にハマっています。

般若心経の僕の解釈は・・・・・・

「余計なことしなくていいから、安心して姿勢を良くしてなさい」

いま自分が陥っている苦しみは、自分自身でクリエイトしているんですよね。


妄想の結果としてね。










2014年8月21日木曜日

身体反応を変えれば、柔軟な発想が可能になるかもしれません。

人の行動は、以下の流れで誘導されます。

刺激→身体反応→思考→感情→行動


たとえば・・・・・・

いつも他者と衝突してしまうという行動をとってしまうとします。

何度も、「あぁ、またやってしまった」と思うのですが、いつもそうなります。

なぜなのでしょうか?


自分の意見を否定されるという『刺激』を受けると、身体反応が始まります。

首肩が不自然に緊張してりきみ、胸がつかえ、頭が痛くなり、呼吸が詰まるのです。

この結果、柔軟な発想ができなくなります。

憎悪・怒り・嫌悪などの感情がわきあがってきます。

闘争モードの行動をとります。


このパターンを変えるのは難しいのです。

一般的には、思考や行動を変えようとします。

多くの場合、失敗に終わります。

上位である身体反応が、『思考の変容を許可しない』からです。


なので、身体反応にアプローチするのが合理的です。

『姿勢と動きの徹底的な改善』

やってみればわかりますが、思考を変えやすくなります。

思考が変わることで感情が穏やかになり行動がやさしくなります。


結果として、いろいろうまくまわりだすことになります。


アルカティック・スマイル

昨夜、とある姿勢訓練の指導者とお話しをさせていただきました。


僕  「姿勢と動きを改善する練習に来れないって人、多いですよね?」

先生 「練習にかける時間とコストをつくれないからね」

僕  「思考習慣を変えるための最初のハードルですよね」

先生 「自分の思考に問題があるとすら思えないからしかたがないことなのだよ」

僕  「身体反応を変える練習をしようと考えることができない・・・・・・」

先生 「凝り固まった肉体とゆがんだ姿勢で、柔軟な発想ができると思う?」

僕  「無理ゲーでしょうね」

先生 「だから、私のとこまで辿(たど)り着ける人は少ないのですよ」

僕  「あ、それ僕のとこでもよくあります。何らかのトラブルで会場まで来れない・・・・・・」

先生 「それこそ、身体反応が起きるんだよ」

僕  「なるほど!! そういうことですね」

先生 「練習を回避するために思考のすべてを使うんだよね」

僕  「完全に、明後日の方向に全力疾走するわけですね」

先生 「日常生活のすべてで、そのパターンを繰り返すとどうなると思う?」

僕  「普通に人生詰むんじゃないかと」

先生 「いやいや、そんな生易(やさ)しいものじゃないよ」

僕  「どういうことですか?」

先生 「周りを巻き込むのさ。同じような身体反応をする人たちとつるんでね」

僕  「あ!! ゆがんだ信念が強化されてしまうわけだ!!」

先生 「そういうこと。つるんでる人たちの姿勢や体型を観てごらん」

僕  「共通してますね・・・・・・割れ鍋に綴じ蓋か・・・・・・」

先生 「だからね。姿勢訓練の営業は、姿勢が良い人にかけるのが正解」

僕  「あ、それ僕もそう思います。動きの訓練も、続く人は姿勢が良いです」

先生 「だろうね」

僕  「身体反応を変えれない人は、救いがありませんね」

先生 「まあ、私たちが責任を負う問題じゃないよ」

僕  「はい。僕も最近、そう考えれるようになりました」

先生 「何がきっかけ?」

僕  「前のめりで胸を張っていた姿勢を、中立姿勢に改善したからなんじゃないですかね」

先生 「昔はひどかったよね」

僕  「あれを良い姿勢だと勘違いしてましたから(笑)」

先生 「気がつけてよかったね(笑)」

僕  「まったくです」

・・・・・・以下略。



以前の僕は、思考習慣をいきなり変えさせようとして行き詰ってしまいました。

「もう疲れた。これからは自分の姿勢の改善に本気で取り組もう!!」

そう決意してからというもの、いろいろうまくいきだしました。

なんのことはない。自分の身体反応を変えるだけでよかったのです。


それからは、姿勢の改善を徹底させています。

「練習に来ない人に、僕がしてあげれることはない」

先日のワークショップで、つい口にしてしまった本音ですが、ほんとそうだと実感しています。

僕にできるのは、身体反応の変え方を伝授するということだけなのですから。


そんなわけで、いまの僕に共鳴してくれているのは、『指導者サイド』の方々が多いです。

すでにある程度のレベルで身体反応をコントロールできるからだと考えています。

効果がダイレクトにあらわれますから。

参加者の変化を通して、姿勢と動きの改善の素晴らしさを実感させられています。

2014年8月20日水曜日

舌を使って肋骨を締めるという姿勢矯正法

中平さんの、肋骨ぱかーっと開いてない?って記事を読んでいて、「僕もやろっ」と思いつき。

昨日の大手門クラスで、『舌を使って肋骨を締める』というのをやってみました。

崩れた姿勢から、舌を使って肋骨を締める(ストレートネックから)
崩れた姿勢から、舌を使って肋骨を締める(クレーンネックから)


おでこが緊張して肩甲骨が上がっていると、肋骨が締まりません。

舌で上あごを押し上げて、小鼻と耳の穴の高さを水平にしてみましょう。

自然と肋骨が締まってくると思います。

肋骨は『締まるもの』だと考えてやってみると、たやすく締まります。


ためしに、眉間にしわをいれて、おでこを緊張させてみましょう。

歯も喰いしばってみます。

自然と胸が閉じて、肋骨がぱか~っとゆるんでしまうと思います。

姿勢も体型も崩壊し、精神状態も悪化したのでは?


『幸運体質は姿勢から』らしいですよ。

肋骨を締めてみませんか??

2014年8月19日火曜日

今朝の大手門クラスの復習用gif動画です。

背中締めは、安全に背中を反らせるために最低限必要な動きだと思います。

背中締めからの上体反らし(側面より)
背中締めからの上体反らし(背面より)

背中締めを使うと、レイバックも楽々できます。

背中締めからのレイバック

沖縄空手のチンクチを応用した肩甲骨をほぐす技術です。

外旋→内旋の動きで肩甲骨を動かす
続くw