2014年10月22日水曜日

呼吸と動作を合わせるってどういうこと?

昨日の安部塾大手門で、呼吸と動作のつながりについて説明しました。

動くときに呼吸を合わせると、意図的な力を使わずに楽に動けます。


呼吸と仙骨・後頭骨~背中の伸び縮みの関係

この仕組みがわかっていれば、ケガをする確率はグンと下がります。

なぜ、前屈動作の時に吐いて、後屈動作のときに吸うのかは、この図でわかりますよね。

背骨を守るためには、『遊び』をつくっておく必要があるからです。

詳細は、いつもクラスでお話しているとおりです。


ちなみに、呼吸が逆になると、脳脊髄液の流れが滞って気分が悪くなります。

身体を動かしたがらない人の呼吸を観察してみると、呼吸がおかしいことが多いものです。

呼吸がおかしなままだと、以下のような症状が・・・・・

■脚・膝・足首の痛みや機能不全/胸・肩・腕・手の痛みや機能不全

■首の痛み/股関節の詰まり

■子宮の機能不全~生理の問題の多発/男性機能不全

・・・・・・などなど、いいことなんてただのひとつもありはしません。

小手先の対処は、何の役にも立たないどころか、呼吸の問題を深刻化させてしまいます。

正しい姿勢と動作を学んで身につけるのが『王道』だと、安部塾では考えています。


人は、こんな感じで呼吸をしています。

呼吸と動作~中心軸呼吸法の基礎イメージ

吐くときに下降し、吸うときに上昇します。


以前、こんな記事を書きました。

楽な呼吸を、正しい動作で誘導する~呼吸と頭蓋骨・仙骨と後頭骨の関係

なかなか説明が難しかったのですが、最近はちゃんと伝えれるようになりました。

参加者の姿勢や動作が一瞬で良くなるようになってきています。

最近の僕や塾生の姿勢・体型の変化が、すべてを物語っていますよね。

中心軸呼吸法の効果は絶大で、今後はこれ一本でもいいかなと思えるくらいです。


11月16日の『姿勢と動きのワークショップ』で、初心者向けに説明をさせていただきます。

万障お繰り合わせの上、御参加くださいますようお願い申し上げます。