中心軸呼吸法は、この記事の理屈を応用したものです。
過去記事の画像ですが、ちょっと読んでみてください。
仙骨のうなずきとのけぞり~骨盤の前傾と後傾 |
骨盤の前傾・後傾と、股関節の上下 |
背骨と仙骨と呼吸 |
一般的な深呼吸や体操では、背中を反らすとき息を吸い、丸めるときに息を吐きます。
僕も、一般的なやり方を指導するときは、そうしています。
しかし、中心軸呼吸法では、この逆をやります。
背中を丸めながら息を吸い、反らしながら息を吐きます。
上図の背骨の矢印と逆方向の動きをすることで、呼吸が自然と深まるからです。
呼吸が深まるにつれ、脊柱が本当の意味でやわらかくなります。
吸うときに、背骨を伸ばしながら肋骨下部後方・側方を膨らませます。
吐くときに、背骨が縮めながら肋骨下部後方・側方をすぼめます。
このときに重要なのが、首をつぶして固めてしまわないことです。
鎖骨と肩甲骨を両側に引っ張るようにして前頸筋膜を解放します。
頭頂部は天に向かって伸ばします。
図示すると、こんな感じです。
前首筋膜の解放~肩峰部分の皮膚を左右に引っ張る |
ペアワークで、パートナーに肩峰部分の皮膚を左右に引っ張ってもらうとイメージしやすいと思います。
今日の大手門ワークショップで、実技やります。
今日の大手門ワークショップで、実技やります。