2013年6月21日金曜日

瞑想するとクリエイティブになってしまうのは 積極的に退屈な時間を過ごすからなのかもしれない

「今日は何もしない!」退屈な時間があなたをクリエイティブにする!より

今日は、デートもしなければ、映画へもスポーツへも行かない! 手帳に何も書き込みがないのは退屈?でも、それはとても良いこと。なぜなら「退屈な時間」があなたを幸せに、クリエイティブにしてくれるからです。

退屈のススメについては、いくつもの研究が科学的に実証しています。退屈な時間が、私たちをクリエイティブに、そして能率を上げるといいます。

英ランカシャー大学の実験では、2つのグループのうち1つに電話番号を書き写す退屈な作業をしてもらいました。その後に、クリエイティブテストを行うと、退屈な作業を行ったグループの成績は、しなかったグループより著しく高かったそうです。

例えば、日中どうしても思い出せない名前が、夜、歯を磨いている時にフッと思い出す。これは脳に「休憩」が意味があったということです。あのアルバート・アインシュタインが「相対性理論」をひらめいたのも、退屈極まりない特許局の仕事についていた時だったそうです。

実は、退屈でボーっとしている時も脳は活発に活動しています。その活動量は、日常の活動時に使われている脳の活動の20倍にも及ぶとか。これは、デフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network;DMN)と呼ばれ、安静時になると活動をはじめるのです。そしてこれは、自分のことを考えたり、将来の出来事への準備に関っているそうです。

しかし、「退屈な時間」は現代ではほとんど犯罪と同義語的意味を持っている、と『何もしない幸せ』の著者ウルリッヒ・シュナーベルは述べています。何事も効率良くマルチタスキングでこなし、常に情報にキャッチアップ、忙しくないと悪いことをしている気にもなってしまう日常。「問題は、私たちが退屈に耐えられないのではなく、その価値を知らないのです」。

何もしないことが難しいと思う人には、決まった習慣作りがおススメだそうです。BAT将来研究所のDr.ラインハルトが言うには「毎週水曜は長いバスタイムを楽しむ、土曜日はいつも同じカフェで朝食を取る、金曜夜にはサウナへ行くなど。こういったモノトーンな習慣が非常に大切」だということ。

ポジティブな「退屈」とは、何かを一生懸命頑張った時のご褒美。頭を空っぽにできる時間は、次の日をより気分良く過ごすために必要不可欠のようですね。

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Heute mach’ ich: nichts!
http://www.cosmopolitan.de/psychologie/psycho-tipps/a-35399/heute-mach-ich-nichts.html

引用ココマデ



僕は、仕事をしているとき以外はボーッとしている。

マルチタスキングでやってるようにに見られやすいんだけどね。

もともとカラッポな頭を、さらにカラッポにして過ごしている。

デフォルト・モード・ネットワークをフル活用ってことかな。


何もしていない時に活動している脳の領域がある。

神経線維によって、活動領域同士で情報のやり取りをしている。

それこそが、『default mode network = DMN』

外部の刺激から独立した思考と自己への内省の機能。


DMNのはたらきが暴走状態になると問題が起きる。

外界に適応したモードに円滑に切り替えられない状態。

ひらたくいうと、『妄想まみれ』。

まあ、それをコントロールできればクリエイティブということになるわけだけど。


DMNが暴走しだすと、特徴的な行動が見られることがある。

『不安を打ち消そうとしてしゃべりまくる』

言葉を口にしているときは安心できるので、おしゃべりが止まらない。

この仕組みを知らない周りの人は辟易するわけだけどね。


相手の話を聞けないのは、自己の観察と認知の制御ができないから。

自分の内面に目を向けると、他人の話が聴けてしまうという不思議。


ヨガで『エゴを~』っていうのはエゴイズムの否定ではなく、おそらくはコレ。

DMN活性化時に、自己の観察と自己の観察と認知の制御の脳の領域を活性化。

妄想まみれにならないためには、妄想を妄想であると認識できていればいい。

妄想まみれになるから、本能的な行動をとってしまうということだからさ。


僕は、そんな理解をしている。

まあ、DMNの仕組みなんて、まだほとんどわかってないんだけどね。