2020年5月31日日曜日

明日6月1日(月)より、活動再開いたします。

本日をもって活動の自粛を解き、明日より活動を再開いたします。

『新宮校再開記念講座』
日時: 6月1日 13:00~16:00
会場: 安部塾新宮校
内容: 「呼吸と動きの基本」
定員: 4名
参加費: 4,000円
申し込み: facebook 、twitterなどにてメッセージください。

そして、6月21日(日)に、新宮校集中講座を開催いたします。3密を避けるため、定員を4名とさせていただきます。

6月12・13・14日(金・土・日)の東京集中講座の内容は、本日中に決めたいと思います。

2020年5月29日金曜日

6月1日より、安部塾再起動いたします。

新型コロナウイルスCOVID-19対策のため全面休業している安部塾ですが、6月1日(月)13:00より再起動いたします。感染対策として、①3密の回避②マスク着用③手洗いの励行をお願いいたします。新宮校も含め、会場内外の手が触れる部分はアルコールと次亜塩素酸水にて消毒をいたします。指導は見取り稽古方式を採用し、動作の展示と口頭での解説にて誘導いたします。

今回のコロナ禍にて、「正しい情報取得の大切さ」を実感いたしました。高度な知識を有する専門家の意見に耳を傾けず、ワイドショーやネットのデマを信じ込んでしまうことの危険性が浮き彫りとなりました。不安を煽られて、すぐに行動化してしまう怖さを目の当たりにしました。



これはおそらくどの業界でも同様で、まったく間違ったことでも、堂々とやり続けることで一定の支持者を得ることができるのが在野の世界です。「破れ鍋に綴じ蓋」ということわざがありますが、「破損した鍋にもそれ相応の蓋があること。どんな人にも、それにふさわしい伴侶があることのたとえ。また、両者が似通った者どうしであることのたとえ」なのだと思います。今回のコロナ禍においては生命がかかっていたので、デマは流すのもよくないけど信じるのもよくないなと思いました。

「抽象的な思い・考えを具体的に言語化して書く」という行為の重要性を痛感いたしましたので、再起動後の中心的な活動としてやっていこうと思います。「書く」という技法についてもまったく間違ったことが堂々とやり続けられていて、一定の支持者を得ている状況です。この状況自体は、外からの力で変えることはできないかもしれません。しかし、正しい「抽象的な思い・考えを具体的に言語化して書く」という訓練をすることでカウンターを入れることは可能だと考えております。

身体操作能力を着実に向上させるために必要なのは「語彙力(その人がもっている単語の知識と、それを使いこなす能力)」「国語力(文章を読む力と文章を書く力。あらゆる学力の基礎)」です。うまく動けない=うまい人の動きを真似することができない人は、語彙力・国語力を伸ばすことから始めることが大切です。3月以前の安部塾では、語彙力と国語力の養成がダメでした。

コロナ禍の渦中に全国で観測されたクレーマーの方々の言動の録画映像を解析してみると、総じて「文章が読めない」ということがわかります。「文章が読めない」ために「相手の動作の意図が読めない」ので、「大声で文句を言う」という展開になるのです。これは運動時も同様で、自分の動作を言語化できないということは、「雑に大雑把に身体を動かす」ということです。「痛みのサイエンス」などの資料を元に、これまで欠けていたピースを生めていきたいと思います。

再起動後しばらくの間は、以前の人数には戻らないと予想しております。そのぶん、コアな参加者が学びに来てくれると思います。以前の「知識を詰め込む」という様式ではなく、「具体的に言語化して書く」という新様式を実行していきたいと考えております。後ほど、各地の講座の内容をアップいたします。

2020年5月28日木曜日

首ほぐしエクササイズ動画(胸椎側から)

昨夜のツイキャス生配信の録画です。ラーメン屋さん風。



首をほぐそうとして、かえって凝ってしまうのは、脊柱全体を意識していない場合によく起きるようです。

昨夜は眼筋を使うやり方を紹介しましたが、今夜21:00~のツイキャスは「目を閉じておこなう首ほぐし」を解説しようと思います。

2020年5月26日火曜日

6月から、宗像レッスン、東京、大阪の活動を再開いたします。無料動画エクササイズ「首・肩ほぐし」

6月3日(水)から、宗像の会場が使用できるようになりましたので、宗像での姿勢改善レッスンを再開いたします。「3密を避けて開催してください」とのことですので、指導に従ってレッスンしたいと思います。

6月12・13・14日(金・土・日)東京集中講座と、6月25日(木)大阪集中講座も再開いたします。内容は、今週中に告知いたします。こちらも、感染防止を徹底したいと思います。

とはいえ、常連参加者のみなさま方も、私同様に新型コロナウイルス禍による深刻な経済的ダメージを負っておられると思いますので、通常の参加人数に戻るのはかなり先のことだと予想しております。新しい指導様式を模索する期間ととらえ、地道に指導を重ねていく所存です。余裕ができましたら、戻ってきてくださいませ。

5月25日の無料エクササイズ動画です。




2020年5月23日土曜日

6月2日より、安部塾の活動を再開いたします。

現在、安部塾は新型コロナウイルスCOVID-19対策のため「5月いっぱい全面的に休業」しています。緊急事態宣言解除に伴い、6月より新宮校および各地の活動を再開したいと考えております。とはいえ、すぐに人は戻ってはこないと思いますので、明日一日かけて再開計画を立ててみたいと思います。私、誕生日が6月2日ですので、6月2日に活動を再開することにしました。

6月以降の活動ですが、新型コロナウイルスCOVID-19対策を意識して大幅に改善を加えた新しい教授様式(ニュースタイル)にしたいと思います。

持続化給付金を申請する手続きをしていて、私の仕事の分類が「スポーツ・健康教授業」であることを思い出しました。

例として、スイミングスクール、ヨガ教室、気功教室、テニス教室、バレーボール教室、エアロビクス教室、リズム教室、体操教室、ゴルフスクール、サーフィン教室、ダイビングスクール 等 柔道場、剣道場などで当該武道を教授しているもの

原点は「教室」であることを、今回の全面休業でしっかり認識できました。

新型コロナウイルスCOVID-19流行以前の「ペアワーク」「パートナーワーク」などの「触れること」を切り札とする旧型教授様式は破棄し、「よく視て、よく聴いて、丁寧に動く」という「見取り稽古」という古(いにしえ)の基本に立ち返ります。「見取り稽古」 という言葉があります。直接教えることを控え、呼吸・タイミング・動きなどを真似てもらうものです。対象に集中し、情報を目に焼きつけ、忠実に再現することで、集中力とともに情報集中能力が向上します。

見取り稽古を基盤とする三密を避けた新型教授様式は、6月より試行錯誤を重ねつつつくりあげていくことにいたします。新型コロナウイルス禍の経済に対するダメージは深刻なようですので、参加者数が以前の水準に戻るのは難しいと考えています。新規に開業するような気持ちで臨みたいと思います。


2020年5月2日土曜日

自らを「選ばれし存在」だと考えて、他者を上から目線で見下し貶める人。。


自分が選ばれしものだと思い込んで、上から目線で他者を見下し御高説を垂れた人が、嫌悪の対象になっています。



「自分のやっていることは不要不急なことだけれど、存続の危機、窮地に陥っているので助けてください」

自分は選ばれしものという意識がなければ、自然に口からでてくるフレーズだと思います。

新型コロナウイルスCOVID-19流行は、「その人らしさ」をあらわにしていくのだなと感じています。


これは嬉しいですよね。

2020年5月1日金曜日

数稽古を積み重ねる機会としての外出自粛期間

「現在の自分のレベルに合った質の高い数稽古(かずげいこ)を積み重ねること」

どんな分野でも、数稽古が大切だと思います。それなりの成功をおさめた人たちはみな「数稽古は裏切らない。数をこなさなければならない」と口にします。数をこなすことは、とても合理的な稽古方法です。

スキル(技)を身につけるのはもちろんです。同時に、感じ方・考え方をつくりあげることができる点で、数稽古は優れています。自分を追い込むことでしか辿り着けない世界に、足を踏み入れることができるのです。無理な動き・無駄な力を廃するためには、限界領域に踏み込まなければなりません。能力だけでなく、メンタルも強化されていきます。

いわゆる「量質転化」です。間違いを修正しながら間違いを修正しながら圧倒的な数をこなすとそれだけ上達します。量をこなすことで、質が向上するのです。

毎週金曜日にTwitterに動画投稿していますが、楽しんでもらえる編集レベルになってきました。
ジャグリング系の動きはすべてそうですが、数をこなさないとうまくはなりません。逆に、数さえこなせばうまくなります。うまくなるかどうかは、単に数をこなしたかこなさなかったかの差でしかありません。時間とコスト、ついでに人生までかければ、たいがいの動きはマスターすることができます。量をこなす→経験値上昇→質が高まるの流れです。練習量は裏切りません。

某先生がよく口にされる「楽をしたいクズは、質を高めることはできない」という言葉の重さを、年々感じれるようになってきました。泥臭いことを避けている限り、クズはクズのまま、いや、クズ以下に堕ちていきます。「楽はできない」「近道はない」ということを理解して、淡々と数をこなすことが大切なのです。数稽古でしか見えてこない世界が見えてきます。

「10000種類のキックを1回ずつ練習した人を恐れない。1種類のキックを10000回練習した人を恐れる」ブルース・リー語録より

もちろん、10000種類のキックを10000回練習した人がすごいわけですが、同じリソースを割くのであれば、1種類のキックを10000回練習するのが合理的です。某界隈の方々の行動を見ていると、次から次にいろんなことに手を出しては放り投げるということを繰り返しているだけで、何ひとつまともにできないままなのがよくわかります。「楽をしたい」というクズな発想が、カモられ続けるという結果を生み出し続けているようです。

『「楽」をアピールしている情報商材はゴミですし、アピールしている人はクズです』

某先生の言葉ですが、名言だと思います。飛びつく人も同類だと思います。正しい方向を向いて練習した場合に限り、「練習量は裏切らない」という現象が起きます。おかしな方向を向いて練習したら、ますますおかしくなっていきます。正しい型を守るのが稽古です。膨大な量の実践(トライ・アンド・エラー)は、膨大な失敗とセットです。失敗を重ねながら改善していくことこそ、正攻法なのです。「失敗に学び、活かしていく」という姿勢が大切です。

これまで自分と向き合うことを避けてきた人たちにとって、外出自粛は数稽古の絶好の機会だと思います。今日からの6日間をどう過ごしたかで、7日以降の世界線が決まります。良き日々となりますように。