2019年3月28日木曜日

環境が人をつくる~明るい空間をつくる。

自分のまわりに起こることには、すべて意味があり、その原因は自分である可能性が高い。

まわりの人たちに文句を言う前に、自分自身に問題がなかったか考える必要がある。

まわりの人たち=環境に不満を言っても仕方がない。

次に行ったって理想的な環境とは限らない。

いや、むしろ環境は悪くなる。

原因は自分だから。

その環境=まわりの人たちとのつながりをつくっているのは、他ならぬ自分自身なのだ。

物理的な環境も、自分でつくっている。

そしてその物理的な環境が、自分をつくっている。

新宮校の実技室は、窓が多くて明るい。

明るい人たちとつながるだろうなと思う。

どこの会場でもそうだが、照明を明るくすると、「まぶしくて落ち着かないので暗くしてください」と言われる。

面白いので、逆にすべての照明をつけたら来なくなった。

舞台でも同じようなことがあった。

煌々と照明を明るくする場面で、照明さんが照明を暗くしてしまった。

その場面で登場する人が、あまりに暗かったからだと思う。

窓がなかったり、小さかったり、暗い部屋に閉じこもる人もいる。

暗い環境が暗い人をつくり、その暗い環境は暗い人がつくっている。

同気相求むなのだ。

ならば、徹底して明るい環境をつくっていけばいい。

と、考えた。

複層ガラスの内窓を発注したので、冬の断熱はバッチリ。

夜用の照明は、余裕のある天井照明と舞台用を発注予定。

その他、明るくなる工夫に力をいれている。

5月の開校が楽しみだ。

2019年3月27日水曜日

「指先」の大切さ~筋連動を意識して投げる(先端に力がいく)

昨年、Facebookのadidasで公開された投球動画。



「投げる」ときの指先の大切さがよく伝わってきます。

4月7日(日)の下関集中講座で解説します。

内転筋の使い方と合わせて解説いたします。

内転筋のごにょごにょ(呼吸大切w)

先日の神戸集中講座でも、投球やりました。

投球



投球する姿は美しいのです。


そして、

楽しい!!


こんな記事があります。

ヒトは投げるために肩を進化させてきた(前編)

ほとんどの期間を投げることによる狩猟活動によって生活していたことがわかります。長い狩猟活動の期間、ヒトは生き延びるために、正確に、速く、強く投げる能力を進化させてきたのです。

知識社会である現代では、知的能力の高いものが金銭的利益を得ます。同じように、石器時代では、投げる能力の高いものが狩猟活動の主役になっていました。投げる能力は進化の自然選択によって、優位に遺伝的に引き継がれていったのです(投げる能力の高いものが繁殖にも有利だった)。

引用ここまで

中編後編も面白いので、ぜひお読みください。


これだけ球技が普及しているのは、投げれる人たちが生き残ってきた進化の歴史の反映なのだと思います。

先日、某コーチが「他人のせいにする人は球技が苦手」という話をしていました。

「一発逆転!」を狙う人も投球動作がダメらしいです。

投げるための肩の進化の記事を読んでいると、意味がつながります。


そう。

狩猟生活の場合、他人のせいにするより、投げて狩りをした方が話が早いですから。

つまり、他人のせいにしない能力が、優位に遺伝的に引き継がれていったのではないかと。


まあ、そんなこんなで、投げるのは楽しいのです。

御参加、お待ちしております。

2019年3月26日火曜日

ゴールデンウイーク集中講座について。

今年のゴールデンウイーク集中講座の日程。

■前期
4月27日(土) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
4月28日(日) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
4月29日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
4月30日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
■後期
5月3日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
5月4日(土) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
5月5日(日) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
5月6日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)

会場は、前期日程が、大手門のピラティススタジオKANONの予定です。

安部塾新宮校の工事が後期日程に間に合いそうなので、後期は新宮校でと考えています。

内容は現在調整中ですが、身体操作の基本をみっちりやろうと思います。

合わせて、前期後期ともに並行して合宿をします。

現在、2名の参加申し込みをいただいております(告知前ですが・笑)。


KANONの定員は14名、新宮校の定員は8名を予定しています。

4月3日(水)より申し込みを受け付けます。


後期の初日に、安部塾新宮校開校式を予定しています。

よりマニアックに、そしてディープに、本気の学びと練習の場をつくります。

2019年3月25日月曜日

発達障害の子どもを伸ばすビジョントレーニング 小松佳弘 (著)~自身の幼少期における「発達障害グレーゾーン」の克服経験から、「運動の質・量、環境」の3点を重視した新しいビジョントレーニングを提唱!

小松先生の本が出るので、紹介記事を書きます。

発達障害の子どもを伸ばすビジョントレーニング 小松佳弘 (著)

■内容紹介

1日5分!親子で楽しみながらできる!

読み書きが遅い、集中できない、運動が苦手……
子どもがきちんと育たない原因は、視力ではなく「視覚」にあった!

発達障害を改善するプロとしていま注目の職業、「ビジョントレーナー」のホープによる初の著書!

最近社会問題となっているスマホ育児や、外遊びの現象などにより、子どもが目を動かさなくなり、視覚(ものを目でとらえて判断する力)が衰え、「発達障害」と判断されてしまうケースが子どもが激増しています。

しかし、視力とは違い、視覚はトレーニングで改善することが期待できるのです。

子どもが正常に見えているかは視力では計れないため、周囲の大人がチェックしてあげる必要があります。

そして、それに最も適任なのは、言うまでもなく親御さんです。

子どもの才能を見つけ、正しく伸ばすためにはまず、子どもの正しい視機能と体性感覚を知り、1日5分のビジョントレーニングを行うことが近道なのです。

■著者について

小松佳弘(こまつ・よしひろ)

ビジョントレーナー
株式会社パーソナル・グラス・アイックス取締役

早稲田大学人間科学部スポーツ学科卒業。

1981年、戦前から続く老舗メガネ店の長男として、福岡県飯塚市に生まれる。
大学時代に野球部でケガをして、引退を余儀なくされたことをきっかけに、身体とメンタルの関係性に興味を持つ。

大学卒業後、キクチ眼鏡専門学校で視機能に関する専門知識を学んだのち、2010年、視力ではなく視機能そのものを向上させる日本で数少ない「ビジョントレーナー」として活動を開始。

福岡ソフトバンクホークスやヤクルトスワローズ、広島カープ、千葉ロッテマリーンズのプロ野球選手から、学習障害を始めとする、いわゆる「発達障害」と呼ばれる児童まで4,000人以上と向き合い、指導を行ってきた。

自身の幼少期における「発達障害グレーゾーン」の克服経験から、「運動の質・量、環境」の3点を重視した新しいビジョントレーニングを提唱している。

その子ども目線を重視したトレーニング内容に定評があり、口コミでクライアントが増加。いまも全国各地の小中学校やデイケアセンターから、依頼が殺到している。

文部科学省予算事業 飯塚市「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援」研究事業運営委員、飯塚市外部指導員をはじめ、民間企業やコミュニティーカレッジなどで指導講師を多数兼務。この7年で講演してきた親子や教職員の数は、10,000人を超える。

「発達障害」という言葉をなくす環境づくりのため、日々トレーニングの普及を続けている。趣味はゴルフ。ベストスコアは78。


大切なことなので、もう一度引用します。

自身の幼少期における「発達障害グレーゾーン」の克服経験から、「運動の質・量、環境」の3点を重視した新しいビジョントレーニングを提唱している。


大切なのは、「克服経験」です。

つらい経験を乗り越えてきた人が説く方法論には愛があります。

同じ苦しみにもがく子供のつらさに共感ができるからです。

その笑顔は自然で、動きも洗練されています。


同じように、ADHDを克服してスクールカウンセラーをしている人もいます。

いまも、自分の問題に正面から向き合っています。


克服経験なく、「努力しなくていい」「楽して~」「~するだけでいい」という人には愛がありません。

克服してきた人は、そんな言葉を吐いたりしません。

克服することの大変さを知っているからです。

そんな人は、他人を巻き込むことで自分の人生を活性化させようとする救世主妄想(メサイアコンプレックス)の持ち主です。


塾生の小松優恵さんが、加藤諦三先生の講座に参加た記事です。



安部塾オンラインサロンに投稿された、彼女のノートの写真です。

安部塾オンラインサロンへの投稿
僕なりのまとめです。。



自我価値の崩壊に対する防衛。

「ハッピー」「ラッキー」「スマイル」といった言葉を必要以上に使う人は抑圧があります。


自我の安定を脅かす不都合な観念や衝動を無意識へと追いやる精神作用のこと。自我の防衛機制のなかのもっとも基本的なものであり、他のすべての防衛機制の前提である。抑圧は〈禁圧(抑制)suppression〉と違って、その過程それ自体も無意識的である。すなわちある観念や衝動をこれは良くないと意識的に考えて抑えつけるのではなく、その観念や衝動が心の中に存在していることそれ自体が否定される。

絶えず抑圧し続けるためには莫大(ばくだい)な心理的エネルギーを浪費せざるをえないので、精神的な消耗をもたらし、心の働きは衰弱せざるをえなくなる。こうしたエネルギーの浪費を防ぐ経済的な防衛法は、エネルギーを反対充当するものである。たとえば、子供を憎んでいる母親は、反動形成によって子供をかわいがり、憎しみの抑圧を完成しようとする。この場合、自分の子供には愛情を抱くかもしれないが、他人の子供に愛情を示すことはない。

引用ここまで。


相手を憎んでいる人は、反動形成によって相手を可愛がろうとします。

それは愛ではありません。

安部塾では、反動形成で他者を可愛がろうとする人たちに近づかないように奨めています。

顔を見れば一目瞭然で、凍りつきやつれた笑顔に眼だけがギラギラしています。


■過覚醒

強いストレスを受けたときに生体防御反応として起こる緊張状態が、ストレスが解除された後も持続する状態。睡眠障害(入眠・睡眠維持の困難)、わずかな刺激に対するいらいら、怒りの爆発、集中困難、過度の警戒心、過剰な驚愕反応などの状態が続く。

引用ここまで


ビジョントレーニングを含め、すべてのトレーニングには努力が必要です。

小松先生は、地道にアセスメント(客観的評価)を積み重ねてくれます。

本の内容はまだわかりませんが、相手視点で書かれているのではないかと思います。

アセスメントによって導き出された課題を、きちんとこなせば道が拓けると思います。


購入を、強くお奨めいたします。


僕は、3月いっぱいでメンタル関係の活動をすべてやめます。

今後は、身体操作の楽しさを伝えていく活動に注力します。

問題解決型の活動から、正確に身体を動かす活動へ。

小松先生の飛躍に後れをとらないよう、僕も飛翔治舞してまいります。

2019年3月23日土曜日

薬院校閉校から新宮校開校へ~メタモルフォーゼ

昨日、薬院校の退去準備を進めました。

薬院校退去
4年ちょっと前、コツコツ薬院校をつくっていたときのことを思い返しました。

薬院校開校準備

ベガは言います。

悲しむにはあたらない。
絶望をはかることは希望を発見することでもあるからね。
地球には毛虫が終末と感じる状態を、蝶は誕生と感じるという美しい言葉があるじゃないか。

薬院校の終末は、新宮校の誕生。


変態……メタモルフォーゼ

人は、その人生の中で何度もメタモルフォーゼできる。

もう終わりだ……

そう思った瞬間、希望が頭をもたげてくる。

前向きにメタモルフォーゼできる自分を育てあげるべく努力すべきだ。

新宮校座学室

早速、安部塾関西・下関・福岡の代表たちと、第一回塾生講座+特別講座を新宮校で開催。

選ばれし者たちが、これから新宮校を盛りあげてくれる。

正式開校に向け、ここからスパートをかけていく。

薬院校でやらかした過ちは、もう二度と繰り返さない。


地を這うような地道な努力を積み重ねる場所へ、新宮校メタモルフォーゼが始まる。

2019年3月22日金曜日

安部塾薬院校閉校しました~今日は後片づけ

昨日は、薬院校での最後のワークでした。

薬院校 final
始まる前に、最後のコスプレ。

薬院校 最後のコスプレ
講座の様子は、あとでまたまとめたいと思う。


応援してくれたみんな、ほんとにありがとう。

そんな気持ちだ。

今日は、午後から薬院校の後片づけをする。

薬院校で使っていたトレーニングマット(黒)をプレゼントすることにした。

必要な塾生は、FBメッセージで連絡して欲しい(受けとりに来れる塾生に限る)。

2019年3月20日水曜日

愚直に、あきらめずに前に出る~下がらない組手をする。

加世田の石堂さんがいただいた賞状を見ている。

竹屋神社

僕たちが舞った竹屋神社が輝いている。

石堂さんたちの地道な努力の積み重ねが、実を結びつつある。

石堂さんは、下がらない組手をする。

自分の技が効いていないときに、後ろに下がってしまうと相手の攻撃をもらう。

阿多隼人に後退の二文字はない。

ひたすら前へ出る。


ふと、このシーンを思い出した。

おろち
僕は思う。

愚直に突き進む人は愛されると。

その姿は「愚か」と評したくなるほどに実直で一本気だ。

適当に省略して楽しようとしたり、道半ばで方法や目標を変えたり、といった余計なことを考える小利口さがない。

あくまでも真っ直ぐに歩み続ける。


この数か月、喰いしばるべき膝をゆるめて楽をしようとする人を見て哀しい気持ちになっていた。

小利口な人間は好きじゃない。

小賢しい小手先の対処を得意げに語る人間が嫌いだ。

満身創痍でなお、前に出る隼人の姿が好きだ。


明日、薬院校を閉校する。

僕も、後退のネジを外す。

何人ついてきてくれるかわからないが、ついてきた人たちに後悔はさせない。

石堂さんたち同様、僕たちも愚直に進む。


断言できる。

小利口に、狡猾に、小賢しく生きたら、絶対に後悔することになる。

真摯で真面目な努力を、気が遠くなるほど反復して積み重ねる日々に後悔はない。


明日、決意表明をする。

2019年3月19日火曜日

触れられたい人・触れられたくない人・触れたい人・触れたくない人

4月から、「触れる」系のワークをやめる。

触れられたくない人から触れられるのが苦痛。

触れたくない人に触れるのが苦痛。

そんな訴えが相次いだためだ。

お金を払って、触れ合いたくない相手とワークをするのは嫌だと思う。

現場責任者である僕にできることは、現場を止めることだけだ。

いろいろ批判をいただいた。

主だったのは、「自分自身の身体すら丁寧に扱えない人に他者の触れさせるなど、安全管理上問題では?」というもの。

実際に、事故も起きた。

こちらは、対策のしようがあるかもしれなかった。

もうひとつの理由、「気持ちが悪い」に関しては、対策のしようがない。

気持ちが悪いのは、気持ちが悪いのだ。

だから、グループワークでの触れ合いはやめた。

仲の良い、お互いに触れ合いたい人たちが相互同意の元で触れ合うのは自由だ。

しかし、そうでない場合の触れ合いはやめる。

触れたい・触れられたいという相互同意が成立していれば問題は起きない。

今後、触れ合いのワークは相互同意が確認できたメンバーでのみでクローズで実施する。

触れること・触れられることを拒否される人は、冷静に理由を考えてみて欲しい。

相手のせいにするのは、方向性が間違っていると思う。

対象がひとりならともかく、多くの人から拒否されている現実を認知して欲しい。

僕は、板挟みになっても何もしてあげれない。

自分が何故「気持ち悪い」という評価を受けているのか、メタ認知能力を全開にして感じて欲しい。

支配的態度や清潔感のなさ・におい等々……

ちゃんと理由はあるものだ。

今後は、基礎的な機能解剖学の積み重ねと感覚訓練に特化する。

触れ合いのワークは、安部塾グループワークから消える。

僕の得意分野を封印せざるを得ないのは残念だ。

しかし、もうこれ以上、トラブルを重ねるわけにはいかない。

被害に遭われた方で、他に何か意見があったら教えて欲しい。

同じ間違いは繰り返したくないから。

Facebookのメッセージでいただけたらありがたい。

21日の閉校のとき、経緯とこれからの対策を説明する。

いろいろ批判をいただいたお陰で、安全性と快適性を確保する自覚が生まれた。

本当に感謝している。



2019年3月18日月曜日

自信について~他者を支配しないという決断をするということ~可愛いということ

「義(ぎ)を見て為さざるは、勇(ゆう)なきなり。過ちを改めざるこれを過ちという」

「正しい行為と知りながら行動しないのは、勇気に欠けている証拠である。過ちは仕方のないこと。過ちをおかしても改めようとしないことこそ、真の過ちというものだ」



孔子先生

■支配
ある要因が人や物事に影響を及ぼして、その考えや行動を束縛すること。


他者に対して支配的に接するれば接するほど、自信を失う。

良好な人間関係の構築が困難になる。

他者を支配をして楽をすると、自信を失うことになる。

怠惰になり、搾取をすることばかりを考えるようになる。


他者と対等に付き合うことができない。

自分より弱そうな相手に対しては上から目線となる=支配的になる。

自分より強そうな相手に対しては下から目線となる=服従的になる。

支配も服従も、依存的な状態だ。


依存的な状態の人は、自分で判断したがらなくなる。

誰かに判断を仰ぐようになったり、占いで決めるようになる。


自分で判断できる人は、「自分には力がある」と実感している。

自分の力で人生をよくしていけるという自信がある。

そして、日々、良い方に成長していく。

安部塾憲章『自ら考え、自ら行動する」を体現する。


人を支配したがる人は、「支配することで力を感じられる」と勘違いしている。

それはただの依存状態でしかないので、存在感がない。


支配しないという決断をする。

服従しないという決断をする。

支配も服従もしないでいられる存在状態が、周りの人たちに好影響を与える。

「あなたは自分の力で自分を変えることができる」という事実を伝えることができる。


自信がある人は、他者を支配する理由を持たない。

他者を支配する必要性を微塵も感じない。


自信がないからこそ、他者を支配することで力を感じたいと願う。

しかしそれは、その他者が自信を持つことを恐れるという結果を招く。

つまり、支配したがる人は相手が良い方に成長することを望んでいない。

だから、相手が自力で道を切り拓きだすと興味を失う。


他者を支配しようとする人は、決して『自由』にはなれないのだ。

自由になれないがゆえに、自由人を目指す。

その手段が支配であるゆえに、うまくはいかない。

自由に生きるということは、他者を支配しないということそのものだから。


そして、支配にはもうひとつ問題がある。

相手が『服従』を選択せず、『反発』を選択するということだ。

結果、ますます自信を失い、支配を強めようとすることになる。

誰かの威を借りて支配しようとすらする。


そして、支配するために『愛』とか『感謝』とか耳障りのいい言葉を口にする。

そんなみすぼらしい人間に、運命の銅鑼は鳴らない。

人は、支配してこようとする人間を信頼しない。

信頼に信頼で応える状態が「うまくいく」ということなのだから、うまくはいかないのだ。


相手を支配しないということは、相手を尊重する選択をするということだ。

相手を尊重するとき、人はその相手のことを『可愛い』と感じる。

その逆も言える。

その相手が可愛いから、相手を尊重するのである。


支配しようとする人は可愛くない。

その可愛くなさを相手に投影するので、相手のことを可愛いと感じることができない。

自分の闇が、相手に投影されるのだ。

そして、孤立化し、孤独な状態に陥っていく。


支配しようとするのをやめればいいだけなのに、手段が間違っていると考える。

小手先のメソッドでどうにかしようとする。

しかし、そんなものに効果などないことは、本人は心の底ではわかっている。

どこにも『自分を変えていけるという確信』がないのだから。


薬院校の運営で僕がやらかしたミスは、『支配しようとする人について』の解説をしなかったことだ。

加藤先生の本をすすめれば、わかってくれると甘く考えていた。

支配したい人は、加藤先生の言葉を嫌う。

意味を理解したくないのだと思う。


自信を持ちたいのなら、自分が支配する世界をつくろうとしない方がいい。

世界を信頼し、支配することをやめた方がいい。

育ちがいい可愛い人たちが、自然にやっていることだ。

育ちが悪くても、ミラーニューロンを駆使して育ちがいい人たちを完コピすればいい。


自分のミラーニューロンを信じることだ。


巧言令色鮮し仁

言葉巧みで、表情を取り繕っているものに、誠実な人間はほとんどいない。


真似るなら、他者を支配しようとしない可愛い人である。

2019年3月17日日曜日

ペアワーク・パートナーワークをやめます。

安部塾の立ち上げ以前から、僕はペアワーク・パートナーワークをやらせてきた。

そのペアワーク・パートナーワークを、やめることにした。

理由はいくつもあるが、主な理由はふたつ。

①トリガーポイントの講座で、相手の身体を壊すようなやり方をし、事故を起こした人がいた。

②触れ方が荒い・激しい・強い・気持ちが悪いなど、触れ方に問題がある相手と組むのが精神的苦痛となるという訴え。

①に関しては、以前このブログで書いた通り。事故を起こした人は当塾を去ったが、いつまた起きるかもわからないという不安が残る。

さらに深刻なのは② の問題。

たくさんの人たちから本音を語ってもらった。

荒い・激しい・強いタッチをされるのが嫌なので、参加しなくなったという人たちが、かなりの数いる。

そして、荒い・激しい・強いタッチの人たちは、口頭で注意してもやめてくれない。

①の事故は、この延長線上で起こった。

そして僕がペアワーク・パートナーワークをやめようと決断したのは、「触れ方が気持ちが悪い人に触れられたくない」という多数の意見だ。

この問題は、他のボディワークスタジオでも起きているらしい。

相手を操作するようなベタッとした触れ方だったり、生理的に受け付けない触れ方だったり。

詳しく聴いてみると、そんな触れ方をするの人たちには、ある共通点があることがわかってきた。

「触れて欲しくて参加している」

ギバー(与える人)としてではなく、テイカー(奪う人)として参加しているのだ。

トラブルが起きるのが当然なのだと思った。

そして、多くの人たちがその気持ち悪い触れ方を我慢してくれたことがわかり、本当に申し訳ない気持ちになった。

もうこれ以上、嫌な想いをさせるわけにはいかない。

なので、ペアワーク・パートナーワークをやめる決断をした。

触れ方に問題がある人とやり取りをしてみたが、「触れられる人の態度が悪い」という返答。

まさかの「相手が悪い」という認識だった。

加害者意識はなく、被害者意識しかなかった。

人のせいにしてしまう人に、「触れる」という行為をさせた僕が甘過ぎたということなのだと想い知らされた。

①の事故の後にも書いたが、身体機能を改善しに来ているのに、気持ちが悪くなって帰宅するなんて本末転倒だ。

やめる以外の選択肢はないという結論を出した。

そして、僕自身の問題として、トラブルメーカーをグループワークに参加させてきたということがあることを指摘された。

「トラブルメーカーは、問題を起こしても何の責任もとらずにいなくなるよね?
なぜ参加を許可しているの?」

という意見を聴いて、決意は固まった。

ペアワーク・パートナーワークをやめるだけでは不充分。

トラブルメーカーの参加を許可しないという決断をしなくてはと思った。

参加者総数が減るが、安全性と快適性を最優先することにした。

トラブルメーカー本人からは批判される展開となるが、僕は安部塾のことが好きで塾に来てくれる人たちを撰ぶことにした。

本当に安部塾のことが好きなのであれば、この決断に賛成のはずだ。

批判側にまわるとすれば、自分にしか関心がないということだ。

他の人たちことなどどうでもいいといえことだ。

だから、トラブルメーカーの参加は断ると決めた。

トラブルメーカーがトラブルを起こさない努力を積み重ねて、信用を得たら参加を許可するということもあり得る。

ただ、やり取りをした感じでは、「人のせい」だったので難しいかなと感じている。

合わせて、安部塾でのメンタルワークもやめることにした。

今後はボディワークに専念する。

そして、僕の問題行動だった「来る者は拒まない」をやめる。

「人を選ぶ」ようにする。

孔子先生の論語を読みながら、腹を括った。

21日の薬院校閉校式で、今後のことについて説明させていただくことにした。

同じ失敗を繰り返さないよう、意見を伺いつつやっていきたいと思う。


2019年3月16日土曜日

新宮校は、真面目に真摯に身体操作を学びたい人のみ受け入れることにした。

新宮校の開校準備をしている。

孔子先生の言葉を読み返している。

「有子が曰く、其の人と為りや、孝弟にして上を犯すことを好むものは鮮(すくな)し。
上を犯すことを好まずして乱を作す(なす)ことを好む者は、未だこれ有らざるなり。
君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は其れ仁の本たるか。」(学而第一)

親を大切にする人は、目上の者に逆らうことを好まない。目上に逆らうことを好まない人で、事を乱すのを好む者はいない。立派な人は物事の本質を大事にする人だ。家族を大切にすることは、思いやりの基本である。

「益者3友、損者3友。直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは益なり。
便辟を友とし、善柔を友とし、便佞(べんねい)を友とするは、損なり。」(季氏第十六)

自分に良い方向に導いてくれる友とは、正直な人、誠実な人、知識の深い人である、悪い方向に導く友は、外見ばかりを気にする人、表面的にへつらう人、口だけ達者な人である。

「君子は和して同せず。小人は同じて和せず。」(子路第十三)

優れた人は、自分の主体性を失うことなく人と協調する。しかし、そうでない人は、簡単に同調してしまい、その場の雰囲気などに流されるが、協調しようとしない。

薬院校では、人を選ばなかったため、さまざまな問題が生じた。

ヒトの脳には、ミラーニューロンと呼ばれる神経細胞がある。

ミラーニューロンは、他者の行動を鏡のように映し撮り、他者の意図を理解したり、他者の心情を推測したりする。

無意識のうちに、まわりの人たちの考え方・行動・しぐさや口癖が似てくる。

本人にその意思がなくても、周囲の様子を視野に入れるだけで、ミラーニューロンが映し撮り、自分の考え方・行動・しぐさが周囲に似てくる。

自分を高みへと引き上げてくれる人と付き合えば、おのずとその人の立ち振る舞いが身についてくる。

薬院校でのトラブルを振り返ってみると、その原因は「マルチの勧誘」「マウンティング」「コンサルの押しつけ」「ねたみ」「ひがみ」「噂話」など、どこの組織にもありがちなものばかりだった。

トラブルメーカーがいると、真面目な人たちが迷惑する。

たくさんの苦情をいただいた。

新宮校は僕の自宅兼用なので、薬院校でのトラブルの教訓から、トラブルメーカーは受け入れないことにした。

申し込み時に、僕の意見をお伝えし、お断りすることにする。

地道に積み重ねをしたくて塾に通う人たちを最優先する。

「かまってもらいたい人」とは、きっちり境界線を引く。

他者操作や他者支配をしたい人はトラブルを引き起こす。

なので、新宮校には受けいれない。

真面目に真摯に身体操作を学びたい人たちのみ受け入れる。

詳細は、薬院校閉校後、ホームページでお知らせする。

21日の閉校式のときに、これまでのトラブルへの対処のまずさのお詫びと今後の対策の説明をしたい。

2019年3月15日金曜日

安部塾ゴールデンウイーク集中講座(大手門)について。

今年の安部塾ゴールデンウイーク集中講座は、大手門で開催いたします。

内容と料金は調整中です。

日程と会場は、以下の通りです。

■前期
4月27日(土) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
4月28日(日) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
4月29日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
4月30日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
■後期
5月3日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
5月4日(土) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
5月5日(日) 10:00 ~16:30 (09:30開場)
5月6日(祝) 10:00 ~16:30 (09:30開場)

【会場】
ピラティス・ヨガ スタジオKANON(カノン)
福岡市中央区大手門3-7-13 エステート芳賀大手門201


合わせて、新宮校での合宿も開催予定です。

こちらも、内容調整中(定員4名ほど)です。


詳細決まり次第、御案内いたします。

スケジュールを空けておいてくださいね。




2019年3月14日木曜日

美しく立つということ(The Art of Stand beautifully)

3月15・16・17日(金・土・日)、東京集中講座で、『美しく立つということ(The Art of Stand beautifully)』の解説をします。

→ 詳細

立ち方には、自分が何を考え、どう生きてきたのかが正確にあらわれる。

立ち方とは、自分が生きてきた歴史(証し)なのだ。

オータムクラシックSPで音を待つ羽生結弦選手。この立ち姿、半端ない(撮影・小海途良幹)


何をやらせても美しい人がいる。

本質的な意味で美しい。

適正な身体構造で動いている。

そんな人の立ち姿は、息を吞むほどに美しい。


美しく立つためには、骨・筋肉を正確に連動させる必要がある。

人体は、重力に抗いながら素直に直立する構造になっている。

体重が関節の中心にかかる構造なのだ。

この構造のお陰で、各運動器に負担がかからない。

体に痛みを感じる人たちは、美しく立てていない。

美しく立てていなければ、うまく動けない。


羽生さんの立ち姿写真を見ていたら、植芝盛平翁の立ち姿がオーバーラップ。

植芝盛平翁
歳をとられてからの翁の立ち姿が好きだ。





近いものがある気がしませんか?




動きがいい人の立ち姿は美しい。


構造学的に正しい姿勢は、美学的に美しいのだ。


東京集中講座、ご参加お待ちしております。

2019年3月13日水曜日

大切な人たちのために時間と労力を集中させる!

今日、某おじさんと談笑した。

おじさんから、

「安部くんは、めんどくさい人たちに時間と労力を費やし過ぎ。何かいいことあったか?」

と、真顔で言われた。

「大切な人たちに使わないとダメだよ」

で、しばらく話して決めた。

「もう、めんどくさい人たちに時間と労力は費やさない」

僕の父は、めんどくさい人たちに関わり過ぎて早死した。

そして、今日はそんな父の13回忌だった。

父の二の舞は舞わないと誓った。

安部塾新宮校に実技練習ができるスペースをつくろうかなと思案中。

安部塾薬院校を3月21日に閉校します。

薬院校最後の集中講座を前に、安部塾新宮校開校の準備を進めています。

現在、新宮の自宅に座学ができる教室をつくりました。

4月から、塾生講座中心に開講する予定です。

もう一部屋空いているので、実技の練習ができるスペースをつくろうかなと考えています。

2階なのと、リフォームが必要なのとで、6月の僕の誕生日くらいを目安に準備したいと考えています。

といっても、8畳しかないので4名程度の少人数制となりますが。

間仕切りを外すと12畳になるのですが、それなりの工事になるのでどうしたものかと。


ちなみに新宮中央駅まで徒歩13分です(赤ルートで11分)。

新宮校~新宮中央駅
ししぶ駅までは12分。

新宮校~ししぶ駅

新宮中央駅とししぶ駅の中間くらいなのです。

駐車スペースは、4台(普通車)。


2階に実技スペースができれば、5名程度の合宿も可能になるかと思います。

昼の一般クラス、塾生講座、集中講座など、少人数制でやりたいと思います。








2019年3月12日火曜日

足首が締まる・ゆるむ~足首の動きを考える

昨日の塾生講座の復習用記事です。

底屈と背屈 腓骨の動き
■底屈
腓骨は、下制(降下)・外旋・内転 → 骨頭を締める
脛骨は、下腿骨間膜短縮

■背屈
腓骨は、挙上(上昇)・内旋・外転 → 骨頭前方部が滑りこむ(ゆるむ)。
脛骨は、下腿骨間膜伸張

腓骨の動きは、底屈時内旋・背屈時外旋説もあります。
外反要素が強めに入るとそうなります。

底屈・背屈

底屈時、距骨は内旋+前方滑り
背屈時、距骨は外旋+後方滑り
滑りが悪い場合、底屈時に内反・背屈時に外反が出やすくなります。

腓骨筋・腓腹筋外側・前脛骨筋などの外側筋群の過用も背屈の動きを悪くします。
腓骨筋を過剰に使った背屈や、腓骨筋の短縮や滑りの悪化。
踵の動きが悪くなっても、底屈・背屈しづらくなります。
アキレス腱周囲の滑りの悪化や腓腹筋の硬さも。

アキレス腱と足底腱膜のどちらかが固まった場合、もう一方に過剰な伸張ストレスがかかります。
この理由で、アキレス腱が伸びすぎの場合は足底を、足底が伸びすぎの場合はアキレス腱の機能を確認することになります。

今日の大手門塾生講座でも解説します。

2019年3月11日月曜日

衝撃吸収足と推進力伝達足=運動連鎖

昨日、大牟田で足の解説をしました。

衝撃吸収足 背屈

衝撃吸収足 背屈

推進力伝達足 底屈

歩行改善の基本です。

2019年3月10日日曜日

ふんわりとしたやわらかい筋肉をつくる~緊張と弛緩の振り幅をひろげる~消力

脱力 刃牙より
筋肉の性質上、緊張と弛緩の振り幅がひろいと、高い性能を発揮しやすい。

動きもつながり、衝突も起きない。

刃物さえ通じない 刃牙

りきんだまま固まってはいけない。

ゆるんだまま抜けてはいけない。


良質な筋肉の持ち主=動きが美しい人は、脱力がうまい。


脱力とは だらしなく力が抜けた状態ではない。

自らの意志の力で、力を抜いた状態だ。
力が抜けた状態と力を抜いた状態は、まったく違う状態。
自らの意思で力を抜いた状態=身体がいつでも次の動作に移行できる状態なのだ。
力が抜けた状態=休止している状態ではない。


どっしりと安定して押されても動かないような構えをとると脱力できない。

脱力すると、わずかなきっかけで身体全体がすぐに動き出せる構えとなる。


脱力とは、不必要な動作を消す(省く)ということなのである。

安部塾でよく「いらんことすな」というアレだ。

動きがきれいな人は総じて、「ふんわり」とした雰囲気が漂っている。

「べっとり」とした雰囲気の人は、動きがきたない。


「ふんわり」は「ふわり」を強めた言い方である。


そして、ふんわりした雰囲気の人の筋肉は、やはりふんわりとしていてやわらかい。

包みこまれるだけで、「生まれてきてよかった」と感じさせるレベルだ。


トラブルメーカーの筋肉は、べっとりとしてかたい。

身体をかためて自滅しながら、対人関係でも衝突を繰り返す。


昨日のオンラインサロンで、「愛は愛としか交換できない」という話をした。

ふんわりとしたやわらかい筋肉は、相手に対する尊重の念の表現でもある。

筋力トレーニングは不可欠だが、動機が大切なのだ。

「与える能力」を身につけるために鍛えるのがいい。


シルヴィ・ギエムさんの「規律」のお話が好きだ。

あの人智を超えた存在感を支えてきたのは「規律」すなわち「愛すること」なのだ。

愛する能力がある人たちはみな、規律正しい。

そして、ふんわりとしたやわらかい筋肉は、規律によってつくられる。


次回のオンラインサロンと塾生講座で、ふんわりやわらかい筋肉をつくる話をする予定。

お楽しみに。

2019年3月9日土曜日

らせんの動きでボールを投げる・ラケットを振る

4月7日(日)の下関集中講座は、「らせんの動きでボールを投げる・ラケットを振る」をやります(あくまで趣味のレベルでやります)。

①らせんの動きでカラーボールを投げる

カラーボール

カラーボール投げは、らせんの動きの楽しさを実感できる運動です。

投げる動作

投げる

②らせんの動きでバトミントンラケットを振る

バトミントンラケット

バトミントンのラケット振りは、らせんの動きを理解するのに最適だと考えています。

振る
ちなみに、バイオメカニクス。






③らせんの動きのためのストレッチング


……という感じでやろうと考えています。


これから詳細考えます。

お楽しみに!

2019年3月8日金曜日

身体と動きを見せるだけで説得力があるということ~積み重ねてきた練習と磨きあげてきた技術には誇りが持てる

2012年3月22日の写真。

20120312
2019年現在の僕が採用している理論と、ほとんど変わらない理論の身体操作です。

足趾を「指」と表記しているあたり、言葉にこだわっていないのがよくわかります。

くるぶしも、現在なら「内果」とか書きそうです。

当時は、「圧倒的な練習量を積み重ねればわかるよ」的なスタンスでした。


当然、人気はまるでなかったです。


かなさんの『お寺deヨガ(耕雲寺)』に呼んでもらうのが、ビッグイベントな感じ。

お寺deヨガ 耕雲寺
腹筋割れすぎ問題(笑)。

地味トレは、当時も変わらず。

2012

2012
ストイックさが、写真でわかります。


振り返ってみて、説得力は身体と動きで出すものだなと思います。

小難しい言葉をどれだけ並べても、身体や動きがきたなければ説得力はありません。

土壇場で自分を支えてくれるのは、『どれだけの練習を積み重ねてきたか』です。

積み重ねてきた練習と、磨きあげてきた技術には、誇りが持てるのです。


『最小限の努力』という言葉に魅力を感じる人は、果たして魅力的でしょうか?

自己の向上のため一心不乱に練習する人の方が、僕には魅力的に映ります。


この方みたいに。

王丹
もうすぐ、一緒にKANONの夜を盛り上げます。

Facebook
4月以降、僕も半裸モードに戻します。

説得力は、身体と動きで出していきます。

2019年3月6日水曜日

2012年の自分が面白すぎる件~圧倒的な努力を積み重ねないとダメだ。

昨日、2012年のハンドスタンド画像を見ていて、「2012年って、何してたっけ?」と、振り返ってみた。

三苫 2012

三苫2012

三苫 2012

三苫2012

三苫 2012

当時は、ガチ勢やったよな(遠い目)。

前後開脚 2012

左右開脚 2012

バックキック 2012

佐賀 巨石パーク
娘とデート 秋芳洞

この頃は、現在みたいな人気もなくて、身体動かしてばかりだったな。

誰に認めて欲しいわけでもなく、動くのがただただ楽しかった。


薬院校開校後、他人の身体が動くようになることに傾倒した。

2012年くらいまでに自分の身体を動かすことで蓄積してきたノウハウを惜しげもなく投入した。

結果がどうかというと、僕が望んだほどではなかった。

原因を考えてみた。

「圧倒的な練習量なくして、身体は変わらない」ということなのだと思う。

三苫の写真を見ながら、自分が積み重ねてきた気が遠くなるような終了量を思い出す。

薬院校で僕がしたことは、「できるだけ努力させずに結果だけを出させよう」という邪道。

地道に努力することの尊さを、自ら冒涜しただけだった。


最小限の努力で最大の結果を出そうとする要領至上主義の人たちを見て思う。

「無理だよ」と。


昨日、のTwitterより



確かに、「無駄な努力」はしんどい。

ただ、ひとつだけ言えることがある。

2012年の僕の身体は、その膨大な無駄な努力の結果、手にしたものだ。

ありとあらゆることを犠牲にして、周りの人たちにさんざん迷惑をかけた結果だ。

薬院校で僕がやろうとしたことは、そんな自分の半生を否定するものだったような気がする。


3月21日に薬院校は閉校となる。

僕は、2012年のときのような『圧倒的な努力をする探究者』に戻る。

要領至上主義の人たちは、どんなに手をかけてもいなくなることがわかった。

最後までついてきてくれるのは、圧倒的な努力そのものが好きな人たちだけだ。

僕は、そんな真摯な人たちの身体を、違う次元まで引き上げることに全力を注ぐことにした。

要領至上主義の人たちには到達できない高みへ誘いたいと思う。

薬院校での4年間を無駄にしないためにも、みっちりやっていく。


4月、安部塾は新宮に戻ってくる。

いい意味での原点回帰を遂げたい。

2019年3月5日火曜日

足首の締まり・緩(ゆる)みとかかとの締まり・緩み~歩くということ

2012年3月15日(7年前)の写真。

ハンドスタンド 20120315

髪の毛がある(笑)。

じゃなくて、足首が背屈です。


大手門の塾生講座で、こんな解説をしました。



安部塾で足首まわしをしない理由のひとつが、この法則です。

足首まわしをしない代わりに、壁を使ったエクササイズをします。


で、これがわかると、ちゃんと歩けます(ロッキングできるので)。

で、ハンドスタンドにも応用できます。


詳細は、塾生講座・集中講座・オンライン講座で解説しています。

東京集中講座薬院校集中講座大阪集中講座神戸集中講座など。

2019年3月4日月曜日

筋肉を本当の意味でやわらかくしたいのなら、他者を大切にしたらいい。

昨日の下関で、ふと思いついて、久しぶりに椅子開脚をしてみた。

今朝、Facebookに5年前の記事があがっていたので、画像を並べてみた。

開脚比較
顔は順調に老けているが、身体はまったく衰えを知らない(笑)。

てか、5年前の写真も楽しそう。


持論なのだけれど、筋肉をやわらかくしたいなら、まわりの人たちを大切にしたらいい。

ほんとにやわらかくなるから。


僕のTwitterより(笑)。


返信が鬼スレッド化しているので、読んでみてください。

ここまでTweetするなら、むしろブログに書けよ的な(笑)。


まあ、奇跡とか不思議とか言ってる時点でダメです。

平凡な日々……楽しい日常生活を過ごさないと、筋肉はやわらかくはなりません。

他者を大切にできるようにならないと、筋肉の過剰緊張はおさまらないのです。

脳科学的に、逃走・闘争モードということですから。


参考サイト

→ 動物の争いでいつ降参するかを決める神経回路 -手綱核-脚間核神経回路が争いの優劣を決めるメカニズムに関与-


では、簡単に解説してみます。

■闘争・逃走反応(fight-or-flight response)

ストレス刺激が、視床下部・下垂体・扁桃体などに伝達される。

副腎皮質刺激ホルモン分泌、アドレナリンとコルチゾールというホルモンが副腎から分泌。

闘争か逃走モードに突入、アドレナリンが脳と身体を興奮させる。

エネルギー確保のため、グリコーゲンと脂肪酸をブドウ糖に変換。

コルチゾールが、肝臓にを刺激、血糖値が上昇。

必要な組織(脳・筋肉)へのブドウ糖が補給を優先、他器官へのブドウ糖補給を断つ。

血糖値・血圧・心拍数・呼吸数が上昇。

そして、筋肉が過剰緊張状態へ突入。


はい。無事に筋肉が固まるということです。


で、どうしたらいいかというと、身体を動かすことです。

間違っても、ソファやベッドでゴロゴロはしないことです。


そして、他者を大切にすることです。

仕組みを解説してみましょう。

アドレナリンを抑制するためには、抑制系神経伝達物質を分泌させればいいのです。

セロトニン、エンドルフィン、GABAなどなど。

ストレスホルモンを中和させる効果があるため、「しあわせホルモン」と呼ばれています。

セロトニンはリズミカルな運動で、他のホルモンは愛し合うことで分泌されます(ざっくり)。

他者を大切にするということは、逃走・闘争モードを自己解除することを意味します。

「大切にしているのだから脅威(敵)ではない」というバイアスをかけるわけです。

そして、好意には返報性があるので、そこに愛が生まれます。


手技の練習で、やさしく相手に触れているうちに自分の筋肉がやわらかくなる現象もこれです。

逃走・闘争モードを解除せずに他者に触れると、逆の展開になりますが(怖)。


目が怖い人とか、首肩が痛い人とか、動きがおかしな人とか、みんな筋肉が硬いです。

そして、他者を大切にしません(本人はしているつもりなことが多々)。

僕の経験上、好きで他者を大切にしている人たちの筋肉はみんなやわらかいです。

筋肉には感情が蓄積されるので、筋肉にこそその人の本音があらわれていると考えています。


で、他者を大切にするためには、まずは自分を大切にする必要があります。

自分を愛せなきゃ、他者を愛することはできません。

地道にコツコツ丁寧に日々を過ごしましょう。

きっと、筋肉がふわっふわになります。