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立ち方には、自分が何を考え、どう生きてきたのかが正確にあらわれる。
立ち方とは、自分が生きてきた歴史(証し)なのだ。
オータムクラシックSPで音を待つ羽生結弦選手。この立ち姿、半端ない(撮影・小海途良幹) |
何をやらせても美しい人がいる。
本質的な意味で美しい。
適正な身体構造で動いている。
そんな人の立ち姿は、息を吞むほどに美しい。
美しく立つためには、骨・筋肉を正確に連動させる必要がある。
人体は、重力に抗いながら素直に直立する構造になっている。
体重が関節の中心にかかる構造なのだ。
この構造のお陰で、各運動器に負担がかからない。
体に痛みを感じる人たちは、美しく立てていない。
美しく立てていなければ、うまく動けない。
羽生さんの立ち姿写真を見ていたら、植芝盛平翁の立ち姿がオーバーラップ。
植芝盛平翁 |
近いものがある気がしませんか?
動きがいい人の立ち姿は美しい。
構造学的に正しい姿勢は、美学的に美しいのだ。
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