バッチリ化粧は無意味?男性のキレイ基準は「身体のバランス」より
皆さんは、こんな経験はありませんか? 「あの人、美人だね」と男性に言うと、「そうかな。この子の方が綺麗だよ」とすごく平凡な子を指差し、彼の目を疑ったという経験です。
つまり、男性と女性の綺麗に対する相違です。女性がどんなに綺麗に見せようと、アイメイクを丁寧にし、目を大きく見せる努力をしたり、ピンクとオレンジのチークを長時間かけて悩んだりしたところで、男性にとっては綺麗な女性には映らないのです。
そのような綺麗に見られる為の細かい努力は、女性からの支持を得ても、残念ながら、男性からの支持を得られないのです。実は、これは”男女の脳の違い”によって、起こることだという科学的根拠があったのです。
脳科学と研究結果に基づいて、男性から初対面で“綺麗な女性”だと支持を得る方法を御紹介します。
■男女の感じる“綺麗の条件”は脳の違い?
女性は観察が得意です。あの人の目は切れ長で睫毛が長いといった、細部を観察し、綺麗な人だと認識します。それに対して、男性は細部までは見ていません。女性が気合を入れたアイメイクにおいても気づかないのです。その相違は脳の違いにあります。
・男性脳
右脳を集中的に使用し、左脳と右脳を結ぶ脳梁が細い為、細かい所までは見えません。空間能力や、立体的な物に強いので、図形や積み木等が得意です。
・女性脳
左脳を集中的に使用しながら、左脳、右脳の両方をバランスよく使用する。左脳と右脳を結ぶ脳梁が太い為、立体的な物に弱く、細かい所が良く見えています。
つまり、女性脳は2次元で細部を観察し、“綺麗”と認識するのに対し、男性は3次元で全体的なバランスや立体感で”綺麗”と認識するのです。
■顔より“スタイル”が良い女性が綺麗は事実?
永遠のテーマである、顔かボディーのどちらを重視するのかという問題です。男女の脳の違いから見える面白い実験結果がでたのでご紹介します。
『Neatorama』の研究結果によると、男性は、初対面の女性を評価する際は、顔より体を重視する人も多いが、長期的に付き合いのある人を評価する場合は、体より顔を評価する人が多かったそうです。
逆に女性は、初対面でも、長期的な付き合いのある人においても、体より”顔”を重視するという結果がでました。
空間能力に長けている男性は、奥行や立体的な物が好きなので、初対面では、顔よりも”ボディー”に重点を 置くという結果がでました。やはり、顔よりも、凹凸に反応してしまうのです。反対に、平面的に二次元で物を見る女性にとっては身体よりも”顔や顔のパーツ”を重視するということです。
ここで重要なことは、身体を重視と言っても、脚が細いから綺麗だとか、胸が大きいから綺麗だといった、女性目線の細部ではなく、全体的な女性らしい凹凸のある身体のバランスのことです! バランスが良ければ、男性にとっては綺麗なのです。
いかがでしたか? 次の合コンでは、男女の脳の違いからくる、”美人の条件”を理解して、意識してみて下さい。男性から見る”美人の条件”は女性にとっては、そこまで難しくはないのではないでしょうか。
逆に男性にとって、カッコイイ男性に見せるには、女性脳を理解し、バランスよりも、顔や顔のパーツ、自信のある個所を強調してみると良いかもしれません。
引用ココマデ
大手門のピラティススタジオ「KANON」で、表情筋メイクを伝授した。
僕のメイクのテクニックは『男性脳』的。
なので、3次元的にキレイに仕上がる。
立体的にね。
大切なのは、全体的なバランス。
男性が立体的に認識しているのは身体だけじゃない。
顔も立体的に認識しているのだ。
だからこそ僕は、顔の輪郭そのものを美しく変化させる。
身体の凸凹のバランスを女性らしく整えるのは当然のたしなみ。
その上で、顔のバランスも整えなくてはならない。
女性にできる社会貢献のひとつは『美しくあること』。
ただ『美しい』という事実だけで、世界を光に変えていける。
顔かボディかではなく、顔もボディも磨いて欲しい。