フィクション小説を読むと社交性がアップするという研究結果より
映画やテレビ番組での描かれ方が原因なのかも知れませんが、「本の虫」とレッテルを貼られる人物の多くは、あまり社交性がないと思われがちです。ですがとても興味深いことに、フィクションを読むとソーシャルスキルが上がるという新しい研究結果(http://www.yorku.ca/mar/Mar%20et%20al%202009_reading%20fiction%20and%20empathy.pdf)が発表されました。
内向性などの心理学を研究しているSusan Cain氏は、こう語っています。
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もともと、フィクションを読む人の方が感情移入しやすい傾向にあるのも原因かも知れませんが、研究者たちは「フィクション作品に触れることにより他の人の頭の中や身体を疑似体験することができ、感情移入をするための筋肉が刺激される」と主張しています。
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シャイで社交性があまり高くないフィクション愛好家も数多くはいると思いますが、感情移入するスキルが高く、実はとても社交的な人であるという可能性も充分にあるわけですね。内向的に見える「本の虫」も、実は高いソーシャルスキルを隠しもっているのかも知れませんよ。
How Reading Improves Your Social Life(http://www.psychologytoday.com/blog/quiet-the-power-introverts/201104/how-reading-improves-your-social-life) | Psychology Today
原文記事(http://lifehacker.com/5796031/how-reading-fiction-can-improve-your-social-skills)
(訳:まいるす・ゑびす)
引用ココマデ
このネタは、実体験でよくわかる。
感情移入できないことには、共感もできないからね。
※感情移入
自分の感情や精神を他の人や自然や芸術作品などに投射。
それらと自分との融合を感じる意識作用(大辞泉)。
まさに『Yoga』。
自分の気持ちを重ね合わせ、『相手=自分』となる。
相手が悲しい目にあえば、自分のこととして悲しくなる。
嬉しいことがあれば、自分のこととして嬉しくなる。
そんな人と一緒にいると心地いい。
マトモなヨガのセンセイが激モテする理由。
ポージングなんて、何ひとつできなくてもいいのだ。
友達ができるのは、共感性から。
共感性が低いと友達ができにくいい。
感情移入できるようになるためのルートのひとつ。
昔ながらの読書。