2013年6月18日火曜日

ランニング時に膝が痛い人に、5本指シューズによるベアフット(裸足)ランニングのススメ

僕の足に装着した5本指シューズ(裸足感覚シューズ)。


一般的にはビブラムのシューズが普及しているが、あえてアディダス。

※参考URL ビブラム公式5本指シューズ(ビブラム・ファイブ・フィンガーズ)

ランニングにはビブラムがいい。

その理由 → ビブラムファイブフィンガーズ(ビブラム5本指シューズ)とは|About Vibram FiveFingersより

ビブラムファイブフィンガーズとは、1936年に最初の登山用のゴム底を発明したVibram社 (ビブラム社)の創設者の、ヴィターレブラマーニの孫であるマルコブラマーニに提案された新感覚シューズです。 山への情熱ではなく、海への情熱を燃やすマルコブラマーニは、地下足袋のようで第二の皮膚のような感覚の靴のアイデアに魅了され、この5本指シューズを考案致しました。

裸足に近いこのビブラムの5本指シューズは、5本の指が自由に動き裸足と同じ開放的な気持ちよさを感じる事ができます。また様々なスポーツ、エクササイズや遊びの中で、裸足と同じような無理のない自然な動きによって、バランス感覚や敏捷性が高まり、足腰の強化が期待できます。

私達の足は、人類の奇跡的な進化によって26本の骨と33の関節と100以上の筋肉、腱や靭帯から成り立っています。一般的に健康を保つためには、身体の他の部分と同じように足を動かし、刺激を与えることが良いとされています。近年の専門家の研究によれば、シューズは足先や脚を保護はしていますが、足を締め付け、足腰の筋肉を弱くし、発達を妨げたり、怪我をしやすい 状態にもしているということが言われ始めています。私達の生活の中でシューズを履く事は不可欠ですが、それと同時に足を刺激し鍛えることも大変重要になってきているのです。

ベアフットランニングをはじめてみよう!!より

裸足ランニングの練習を始めるからと言って、すべての練習を切り替える必要な全くありません。ご自身の練習メニューの1つとしてまずは取り入れてみることから始めてください。

 なぜ一気に走り方を切り替えてはダメなのかって?それは、今まで一般的なクッションのあるシューズで守られてきたことによって足自身が弱くなり、退化してしまっているからです。ようはまだ裸足ランニングに必要なアキレス腱や足の裏が出来てない状態だということです。

 なのでいきなり長い距離は走れません。始めは従来の練習が9割、裸足ランニングが1割程度の配分で十分です。個人差があるので一概には言えないのですが、徐々にビブラムで走る距離や時間の配分を増やしていきましょう。ただし、何度もお伝えしますが無理は禁物です。体の痛み="サイン"なのです。間違った走り方や過度な負荷がかかっているといったことです。それを無視して続けることは決して行わないでください。自分の体は正直です。無理をしてケガをし走れない体になっては元も子もありません。体からの声にキチンと耳を傾けてあげましょう。

一般的なランニングでは、体よりも足を先に出すためカカト着地になり、地面を蹴る動きも必要になります。そのため、一度体の動きが止まってしまい、自分の力で体を前に運ばなくてはならなくなります。

 そのいっぽう裸足ランニングでは、足が前に出始める前に、上半身が動いていることがわかります。上半身が先に出ていることで、着地した足が身体の真下に入り、体をスムーズに前に動かすことができるようになるのです。

一般的なランニングでは、バネとなる部位(アキレス腱と足の裏)よりも、自分の筋力を優先して使います。着地時の衝撃をシューズのクッションや関節で受け止め、脚力で体を前に運び、地面を強く蹴ることで推進力を生み出します。バネが伸びる部分をシューズが代行し、ヒザが伸びた状態で着地するため、体の機能を十分に活かせません。

 そのいっぽう裸足ランニングでは、バネとなる主な部位は、アキレス腱と足の裏(足底腱膜)になります。着地時にヒザが軽く曲がっていることによって、バネの機能が果たせます。着地を同時にアキレス腱と足の裏のバネが十分に伸び、その後すぐに、バネが自然に縮まる動きを使って走ります。

一般的なランニングでは、着地時に体が地面にドズンと衝突する感じになります。これが衝撃を生み、関節を痛める原因となります。また、自分の力で体を前に運ぶという効率の悪い動きになってしまいます。

 そのいっぽう裸足ランニングでは、着地時に、足がドンと落ちてくるのではなく、着地の直前に、足を引き上げるような意識を持ちます。パラシュートが開いた瞬間に上向きの力がかかるイメージです。足を引き上げると、着地時の負担が激減します。


一般的なランニングでは、カカトから着地し、地面を蹴ることで前に進みます。ヒザが伸びた状態で着地した後にヒザを曲げるため、体が上下に動きます。すると結果的に頭の位置も上下に大きく動くことになります。

 そのいっぽう裸足ランニングでは、自分から地面を蹴るのではなく、地面に足を押してもらうような感覚です。地面の凸凹や硬さにうまく体の動きを合わせることで体を柔らかく使うことが出来ます。このように動くと、どんな路面でもスムーズに走れるようになります。



引用ココマデ



なぜ僕がアディダスを履いているかというと、以下の理由。


アディダスも「裸足感覚シューズ」参入! “5本指”の意外な用途とは?より

昨今のスポーツシューズ市場で注目を集めた存在といえば、「トーニングシューズ」と「裸足感覚シューズ」が挙げられる。前者のコンセプトは、意図的に不安定な状態を作り出し、着用者がバランスを取ろうとすることでインナーマッスルが鍛えられるというもの。後者は従来のスポーツシューズよりもクッション性、アッパーのサポート性をあえて抑えることで、人間の足が本来持っているパフォーマンスを引き出そうというものだ。

ほとんどのスポーツシューズブランドはどちらかあるいは両方のモデルを展開するなか、どちらもリリースしていないメジャーブランドが「アディダス」だった。そのアディダスがついに裸足感覚シューズを発売。それが斬新な5本指形状とシューレース(靴ひも)のないデザインを組み合わせた「アディピュアトレーナー」だ。

ほかのブランドの裸足感覚シューズがアウトドアアクティビティやランニングといったエクササイズが主眼なのに対し、アディピュアトレーナーはバランス感覚を養うトレーニングや、体幹を鍛えて身体を引き締めることで強さを導き出すコアトレーニングに特化したスペックとなっているのが特徴。

具体的には、独立した5本指デザインにより地面をしっかりとつかむことができ、前足部に内蔵されたTPUプレートで安定感を高め、前足部のサイドウォールがエクササイズ時の身体のブレを抑制するといった具合だ。またアディダスブランドを象徴するアッパーのスリーストライプは伸縮性に優れており、シューズ内部で足をしっかりと保持する役割を担っている。

アディピュアトレーナーは裸足でも5本指ソックスを履いても着用できるが、インレイソールに抗菌、防臭機能に優れたオルソライトを使用しているので、裸足で着用した場合に汗をかいても快適に着用できる。

各指の独立性を高めることで地面をしっかりととらえられ、どんな姿勢でもバランスがとりやすくなる。

各指には屈曲性を高める溝が刻まれている。

前足部のアウトソール内部に適度な屈曲性を持つTPUプレートを採用。安定性を高めている。

アウトソール前足部の両側を巻き上げたサイドウォールによって足の横ブレを低減。

引用ココマデ。


ほら。僕って体幹やバランス感覚を鍛えるの好きだからさ。