2014年8月15日金曜日

開脚後屈~姿勢と動きのワークショップ2日目

『開脚といえば前屈』的なイメージがありますが、安部塾的には『開脚後屈』が正解です。

下腿外旋・股関節内旋・骨盤前傾・肩甲骨内転下制すると、こうなります。


開脚後屈基本型
開脚後屈応用型~山本香苗先生

ここまでひらかなくても、90度開脚でもじゅうぶんな効果を得ることができます。

坐骨から膝裏・膝横~かかとをつなげて、脚の裏側・内側を長く伸ばします。


このやり方で開脚・開胸すると、抑えていた感情を素直に表現できるようになります。

自分の感情を感じれることで気持ちがスッキリして、とても楽になります。

股関節や胸には、筋肉の過剰緊張とともに、抑えつけてきた感情が封印されています。

感情を抑制した結果、筋肉が緊張して硬くなってしまったのです。


子供の筋肉が一般的にやわらかいのは、素直に感情を表現するからです。

感情を抑える子供の筋肉は、年齢に関係なくカチカチです。

筋肉の緊張で抑えきれなくなったとき、ある日突然心が壊れます。

親の期待に応えようとしている子供の筋肉をみると、かわいそうになります。


僕の講座の、あの独特の雰囲気は、実は筋肉の過剰緊張が解除されたことによるもの。

素直な感情が感じれるので、よくわからないけど何だか楽しくなるのです。


今日はいよいよ最終日。

参加者みなさんととともに、仙骨を中心に全身をつなげたいと思います。