明日は、安部塾指導者養成講座。
力学的な説明が一段落したので、いよいよ『意識体』について指導することにした。
意識体は、ヨガ用語では『マナス( Manas)』。
心・知性・自我を司っている不可視の肉体。
『直観的感覚意識』の方が、理解しやすいかもしれない。
普遍的な意識とメンタルの間の意識。
まあ、言語で説明するのは無理な概念なので以下略。
意識の使い方がよくないと、肉体の状態も悪くなる。
というか、肉体の具合が悪くなるのは、意識の使い方がおかしいから。
体験的にわかると思うけど、精神的に不安定なときは体調も悪いはず。
体調が悪いから精神的に不安定になるわけではないと、僕は考えている。
ポーズをキープしているときの意識について考えてみよう。
『私はロクに筋肉も伸ばせないダメな人間だ』とか考えていたらどうなる?
『こんな思い通りにならない体なんか大嫌い』とか想っていたらどうなる?
言葉にするのなら『ロクデナシ』。
ここで意識を変えてみる。
『こんな体にしてしまったのは私の自覚=肉体への愛が足りなかったから』
『もうこれ以上、体に迷惑をかけるのはやめて、心地よく過ごさせてあげよう』
こんな私も 変われるのなら もし変われるのなら 白になる。
クラスに通い続けれる人の意識は高い。
この世にただひとつしかない自分の肉体を本気で愛せている。
だから、より深く愛する方法を教えてくれる指導者を求める。
愛しているから、クラスに通うことができる。
僕の指導者養成講座では『肉体の愛し方』を教えている。
僕が養成している人たちは、そのやり方を学んでいる。
体調がよくなるだけでなく、人生そのものが明るくなるらしい。
それは多分、高まった意識によるもの。
良い流れに素直に乗ればいい。
自分を信頼していない人は、流れに乗るのを拒む。
その結果は、ロクデナシ。
引っぱっていってくれる人がいるのなら、素直についていけばいい。
そうやっているうちに、自分が誰かを引っぱっていけるようになる。
そんな高い意識の連鎖が、とても楽しい。
明日の養成講座が楽しみだ。