2022年6月3日金曜日

ぽっこりお腹、垂れたお尻、反り腰、腰痛……それ、下位交差症候群(Lower Crossed Syndrome)かも。

 ぽっこりお腹(筋力低下した腹筋群)、垂れた尻(筋力低下した大臀筋)、反り腰(硬くなった脊柱起立筋・腸腰筋・大腿直筋・大腿筋膜張筋・股関節内転筋群)……下位交差症候群(Lower Crossed Syndrome)の特徴だったりします。お腹まわりのコアの筋肉を使って脊柱を支えることができないため、お腹を前に出してしまいます。 

下位交差症候群

 骨盤は前傾、腰椎前弯は増強、腰椎は外側偏位、下肢は外旋、膝は過伸展というアライメントとなります。

 何が厄介かというと、腰方形筋、梨状筋、ハムストリングス、下腿三頭筋、後脛骨筋が過剰緊張で固まってしまう点です。腹横筋、中臀筋、内側広筋、外側広筋、前脛骨筋、腓骨筋が弱くなっているので、安部塾では、これらの筋肉を大臀筋・腹直筋とともに強化していきます。

 2018年の過去記事 → 上位交差反射症候群/下位交差反射症候群について~自力での改善には限界があるようです

 ある特定の筋(主動筋)を過剰に使うと、筋の過緊張を起こして短縮傾向になります。過緊張筋の拮抗筋は、弱化して伸長傾向になります。筋の短縮(過緊張)によって筋はその付着部に引き寄せられ、筋の伸長(弱化)によって筋はその付着部から引き伸ばされます。

 筋の不均衡を改善させる介入をおこなうことで、主動筋と拮抗筋の長さや強さが均等に近づくと、静止立位姿勢の改善がみられます。


6月の各地のワークショップで、解説いたします。

☆下関ワークショップ

■6月4日(土)

→ 詳細

 

☆機能運動学大牟田サークル

■6月5日(日)

 → 詳細

 

☆東京ワークショップ

6月10・11・12日(金・土・日)

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☆新宮校ワークショップ(休日)

6月19日(日)

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☆新宮校ワークショップ(平日)

6月20日(月)

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☆大阪ワークショップ

6月23日(木)

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☆名古屋ワークショップ

6月24日(金)

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☆神戸ワークショップ

6月25日(土)

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2022年6月2日木曜日

腕を動かすと肩に痛みを感じる→僧帽筋下部線維を活動させ、僧帽筋上部線維の過剰収縮を抑制する。

僧帽筋

 肩関節の痛みを訴える人の肩甲骨の動きを観察してみると、肩甲上腕リズムが破綻していることが多いと存じます。肩甲骨の異常な運動僧帽筋上部線維の過剰収縮によって引き起こされているのがすぐにわかります。このため、一般的に「僧帽筋上部線維の過剰収縮の抑制」という対処が行なわれます。しかし、肩甲挙筋の過剰収縮と前鋸筋の収縮不全も同時に発生しており、腕のあげはじめからすでに肩甲骨の不安定性を呈しているため、思うような効果が得られないことが多いと存じます。前鋸筋の筋力強化をはかるととに、肩甲挙筋の抑制も必要となってまいります。

上位交差症候群(猫背)

 腕をあげる動作に伴う肩甲骨の安定化と上方回旋機能の役割として、僧帽筋下部線維の活動が重要です。僧帽筋下部線維の筋活動促通をはかることにより、肩関節の安定性が高まります。

 6月の各地のワークショップで、解説いたします。

☆下関ワークショップ

■6月4日(土)

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☆機能運動学大牟田サークル

■6月5日(日)

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☆東京ワークショップ

6月10・11・12日(金・土・日)

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☆新宮校ワークショップ(休日)

6月19日(日)

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☆新宮校ワークショップ(平日)

6月20日(月)

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☆大阪ワークショップ

6月23日(木)

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☆名古屋ワークショップ

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☆神戸ワークショップ

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2022年6月1日水曜日

ねじりと腹部調整のポーズ(背筋のまわりにある小さな筋肉の緊張をほぐし、心身のバランスを保つ)

 6月の各地のワークショップは、「ねじりと腹部調整のポーズ」の解説をいたします。

スパイナルツイスト

 人体の重心は、腹部にあり、芯である腹部には、非常に重要な臓器が集まっています。腹部をねじることで、酸素を豊富に含む新鮮な血液が腹部の臓器や腸をめぐるようになり、栄養が身体各所に行きわたります。ねじるという行為には、腹部をもむというマッサージ効果に加え、健康を増進し、消化や排泄を補助するはたらきがあります。腹筋群を鍛えることは、よい姿勢を保ち、腰痛から身を守るのに欠かせません。

 身体をねじることで、物事を新たな視点で眺めることができるようになります。背筋のまわりにある小さな筋肉の緊張をほぐす効果もありますが、ねじりが威力を発揮するのは、心身のバランスを保つというはたらきです。いらいらしてせわしない気分のときには、ねじり系の行法をおこなうことで気持ちが落ち着きます。逆に、疲れて気力が出ないときには、気分を高揚させてくれます。

 疲れたと感じたときは、全身をらせん状にねじることで、身体をほどくと同時に、気分がすっかりほぐれて、心身ともにリラックスすることができます。

☆下関ワークショップ

■6月4日(土)

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☆機能運動学大牟田サークル

■6月5日(日)

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☆東京ワークショップ

6月10・11・12日(金・土・日)

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☆新宮校ワークショップ(休日)

6月19日(日)

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☆新宮校ワークショップ(平日)

6月20日(月)

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☆大阪ワークショップ

6月23日(木)

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☆名古屋ワークショップ

6月24日(金)

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☆神戸ワークショップ

6月25日(土)

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正しい姿勢、正しい動きの大切さ。

姿勢

 2000年代後半から体幹ブームが、2015年に「姿勢改善ブーム」が到来、現在まで続いています。姿勢を調えることの大切さがよく知られるようになりました。姿勢保持筋の重要性を知られるようになるにつれ、エクササイズのありようも姿勢保持筋力を調える方向に変化してきました。姿勢と動きが正しいことがもたらすメリットがたくさんあるがゆえの息の長いブームだと感じております。

 姿勢が崩れているデメリットは数多くあります。印象の悪さはもちろんですが、健康上の問題も生じやすくなります。

 姿勢が調っていることによるメリットはその逆で、印象が良く、身体能力もじゅうぶんに発揮させることができます。

 今月は、姿勢についての記事を書いていきます。

2022年5月31日火曜日

動作の不器用さと体幹。人生がうまくいかない原因のひとつは、協調運動障害だと存じます。

 ■体幹・躯幹(たいかん)

体の主要部分(体肢を除いた部分)。胴体のこと。また、その部分にある筋肉。コア。体幹はさらに頭部、頸部、胸部、腹部、骨盤部、尾部に区分される。ヒトは他の霊長類と比較して下肢に対する体幹の割合が小さい。

■コア・マッスル(core muscles)

体幹の筋肉。特に、背骨や骨盤の周囲にあるインナーマッスル(深層筋)のこと。

■インナー・マッスル(inner muscle)

身体の深部にある比較的小さな筋肉。関節を保護し安定させる役割を担う。大腰筋・腸骨筋など。深層筋。

 まずは、発達性協調運動障害についての簡単な解説。

発達性協調運動障害(DCD)

 2つ以上の動きを同時に行うことを「協調運動」と言う。発達性協調運動障害とは、2つ以上の動きを同時に行うことが困難になる障害。異なる動きを同時に行うことが難しい状態。

①筋肉の制御に対する障害(筋肉をうまく動かせない)

②神経発達過程の障害(視覚的な運動機能障害)

③運動技能の欠如(日常生活内の動きが困難)

 発達性協調運動障害の子供は年齢や知能に比べ、運動能力が著しく低かったり、日常生活の簡単な動作にも不器用さが見られる。同年齢の子供たちが難なくできることができないため、自尊心が低く、劣等感を抱いていることも多い。

☆おもな症状

①寝返りやハイハイなどの習得が遅い

②一つひとつの動作に時間がかかる

③球技などの複雑な動きができない

④何もないところで転ぶ

⑤転んだときに手をつけない

⑥歩いているときに物にぶつかりやすい

⑦ボタンを留める、靴紐を結ぶなどの日常動作が困難

⑧ラジオ体操やダンスなどで手足がついていかない

⑨文房具や箸、スプーンなどをうまく使えない

⑩姿勢を保つことが苦手で、姿勢が悪いことが多い

⑪物を掴むときの力が弱すぎる、強すぎる

⑫バランス感覚が悪く、椅子から落ちてしまう

おすすめ記事 → 極端に不器用な子どもは発達障害の可能性も!? 発達性協調運動障害とは

 

 動作が不器用な人は、自分がうまく動けていないことに気がついていないことがよくあります。「膝を伸ばしてください」→伸びてない、「ひじを伸ばしてください」、伸びてない、「脊柱を伸ばしてください」→伸びてない、「首を伸ばしてください」→伸びてない……本人は伸ばしているつもりなのですが、周囲から見れば全然伸びていないというような感じです。

 脳の機能的な問題によって、感じ方や感覚にもばらつきが生じ、自分の体がどう動くのかということや、体が動く範囲や体がどう動いているかを俯瞰してみることなどのボディーイメージに苦手が生じがちです。

 自分ができていない状態を視覚的に見えるような形にしてあげると、自分の動きが他者と違うということが理解しやすくなります。運動機能を高めていくためには、自分の苦手なところを自覚することから始める必要があります。その上で、できるようにサポートしていきます(身体操作の世界でいうアジャストを入れていきます)。サポートを受け続けるているうちに、「できている感覚」が理解できるようになってます。効果を出すためには、継続的に練習を続ける必要があります。間が空きすぎると感覚を忘れてしまうためです。

 動作が不器用な人は、この本が役に立つかもしれません。

発達障害のある高校生・大学生のための上手な体・手指の使い方

 7月以降の各地のワークショップで、身体の使い方についての解説をしたします。

2022年5月30日月曜日

「親が子供に一番躾なければいけないことが姿勢だそうです。集中力は集中出来る姿勢が保てるか」という説。

 

体幹

バレエ始めてから体幹が鍛えられたのか、塾で授業受けてる時に姿勢が崩れなくなって、ちゃんと問題に集中するようになった

 【衝撃】発達障害者の『体幹の緊張が弱い』という悩み、あらゆる困りの原因だった…


 力を入れなければいけない筋肉に力が入らず、力を入れてはいけない筋肉に力が入ってしまうのが、バランスがとれた姿勢をつくれない人の特徴だと存じております。姿勢の改善を促すと、おかしな動きを始めて、さらにバランスを崩してしまうという展開になりがちです。「そっち?」という間違った方向に突き進んでいかれることが多く、体幹って大切なのだなと実感させられます。

 6月は、「体幹」について解説していきたいと存じます。

2022年5月18日水曜日

5月23日(月)ヨガ・ベーシック「座位と床を使ったポーズ」を解説します(新宮校平日ワークショップ)

 5月23日(月)、新宮校ワークショップ(平日)を開催いたします。→ 詳細

【日時】5月23日(月)10:00~12:30/13:30~16:00

【会場】安部塾新宮校

【内容】ヨガ・ベーシック「座位と床を使ったポーズ」

・子どものポーズ

・腕を伸ばした子どものポーズ

・座位の杖のポーズ

・安楽座

・つま先を伸ばす前屈

・頭を膝につけるポーズ

・ねじって頭を膝につけるポーズ

・両脚の前方ストレッチ

・英雄坐

・片脚を折った前屈

・さぎのポーズ

・両脚の母趾をつかむポーズ

・門のポーズ

・座位の開脚のポーズ

・座位の脇ストレッチのシークエンス

……他

※参考リンク → コリや緊張をほぐして全身をやわらかくするヨガ・ベーシック「座位と床を使ったポーズ」。ストレスによる不調を軽減できます。

御参加、お待ちしております。

座位と床を使ったポーズ