2014年10月10日金曜日

腰の反りがない人~骨盤後傾過ぎる人の場合

さきほど、こんなメールがきました。

安部先生こんにちは。お忙しいのにすいません。

仰向け膝曲げ、おへそを引き上げ腰をマットにつける練習のことでわからないことがあります。

仰向けになった時点で、すでに腰とマットに隙間がない人が多く、おへそを引き上げるとお尻かなりが浮いてしまうのですが。それでもいいですか?

柱立ちでおへそ引き上げが難しい人がそのようになってます。単純に筋力もないようなんですが…

ワークショップで仰向け膝曲げた時、腰に隙間がないのはそれはそれで問題って言われてましたが、どうゆうことなんでしょう?



よろしい。ならば受けて立とう(笑)。


こういうことになってます(左側から)。

骨盤後傾の図

高齢者にありがちな骨格変位です。


筋肉はこんな感じ(右側から)。

骨盤後傾のときの筋緊張の図


なので、おへそを上に向けると、さらに腰が丸まってしまうのです。

ではどうするか?

もも裏とお腹の筋肉を伸ばすのが基本です。

そして、股関節を内旋させます。

股関節を内旋させると骨盤が前傾するの図

こうすると、骨盤が前に傾きます。

恥骨と尾骨が水平になったらオッケーです。


ブログで説明できるのは、ここくらいまでかな。