なにかやるべきときに、「あとで」と考えてやめてしまう。後回しにしていいことであればいいのですが、大切な課題は先延ばしできません。やるべきことができないと、いろんな場面で困った展開になりがちです。
予定通りに動くことが困難で、準備するのが遅れ、結果的に時間を守れない。遅刻するのが常習で、なかなか約束を守れない。
物事の優先順位を決めるのが苦手で、大切な予定までも後回しにしてしまう。課題の優先順位を考えて先に片づけることが苦手で、とりあえず目の前にあることや、先に片付けられそうなことから片付けてしまうため、なかなか課題を達成することができません。
今現在の目の前のことにばかりに集中してしまいがちで、過去の経験から得た教訓を元にして、これから起こることを予想して動かない。「これは先にやるべき」と判断するのが苦手で、「いまこれをやらないと大変なことになる」という未来の結果を、予測することができません。
原因について考えてみましょう。
過去に同じようなことをして失敗をしている場合、「また失敗するのではないか」という恐れを感じ、「後まわしにしよう」と、いまやるべきことを先延ばしにしてしまいがちです。
「自分には上手くできないのではないか」とストレスを感じ、その重圧(プレッシャー)から逃避したくて後まわしにしてしまう。白黒思考の完璧主義者や自己肯定感が低い人にありがちです。
課題が面白くない。、嫌なこと、やりたくないことだと認識しているため、やるべきことに手をつけることができません。
やるべきことが複数ある場合、何から手をつけていいか分からず、悩んでいるうちに時間が経ってしまう。急ぎでやったほうがいいこと、重要なことなど、やらなければならないことの優先順位う決めることができず、気力が萎えてしまって、何もかもを先延ばしにしてしまいます。
いまやるべきことがあったとしても、目の前に気になるものが現れると、ついそっちに気を取られる。
対策は、まず、目標を細かく分解して、直近の目標だけに目を向けるようにします。いまやるべきことがはっきりさせて、それぞれをいつまでにやるか決めることで、少しずつですができるようになってきます。