一気に自分を変えようとする人は、短期間だけ頑張って、やる気を失ってやめてしまいがちです。また、不必要に頑張りすぎる人はストレスを溜め込んで潰れます。
はじめてレッスンに来た人で「頑張ります!」と宣言する人は、1~3回くらいで通わなくなります。1ヶ月くらいみちみちに通って、いきなりやめる人もいます。すぐに結果を出せるという妄想は現実的ではないので、行き詰ってしまうのです。これに他責傾向(他人のせいにする)があると、詰みます。
息をするように通い続ける人は宣言せずに、淡々と通います。結果が出るのには時間がかかるということが理解できているのだと思います。人間は忘却する生き物ですので、その日の努力の大半を、一晩寝ただけで忘れてしまいます。記憶を定着させるためには、地道に反復する必要があります。
夢を叶えるために努力をしても、夢が叶うことはほとんどありません。そもそも、夢が叶ったからといって、しあわせになれるわけではありません。夢を叶えるために努力した時間は、後で良き思い出になりますし、身についた能力は人生のどこかの場面で役に立つことがあります。
継続的に努力を積み重ねている人は、自分が努力をしているという自覚がありません。夢中になってやってるだけだったりします。息をするように自然に努力できるので、好結果を出し続けます。
「楽に~」「すぐに~」「簡単に~」「~するだけで~」などの、インスタントな文言に踊らされているうちは、頑張らない方がいいことを頑張るという悪癖から抜け出せないと思います。
頑張らないことを頑張るというのは、「継続的に頑張り続けるために、休むべきときは休む」という意味であって、全然頑張らないという意味ではありません。
頑張りも、陰陽のバランスを整えることで、その効果を安定させることができます。ボディケアなどの積極的な休息は陰陽のバランスを整えることにつながり、人生をとても豊かにしてくれます。
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