人間関係が長続きせず、うまくいっている風を必死で装うも現実はうまくいくことはない。自己陶酔するナルシシストは、 現実と非現実の区別のつかない誇大妄想世界に生きています。そして、自分を変えようとはせず、自分の周りの世界を変えようとしながら、妄想をこじらせていきます。
これはお仕事でも同じで、成就する人は相手のやりたいことを考え、破綻する人は自分のやりたいことを考えているように思います。 https://t.co/e3678jwgeZ
— 安部吉孝 (@abeyoshitaka) March 23, 2021
個人が自己と対象(他者)、現実と非現実(空想)の区別を知らない。個人がまだ自己と区別され、自己と対立する他者や空想とぶつかり、空想の世界を限定する現実を発見していない。ナルシシズムを肥大化し、誇大妄想をつくりだす。
— 安部吉孝 (@abeyoshitaka) March 23, 2021
ごくごく当たり前の現実ですが、相手のことを大切にしなければ、相手から大切にされることはありません。自分のことを特別な存在だと盛大に勘違いして、他人の視点を蔑ろにしていれば愛想を尽かされてしまいます。相手を自分の都合の良いように操ろうとすれば、その代償として恨まれます。積もり積もっていく怨恨の念が暗く重い闇となり、常闇の世界に生きることになります。
どんなに「私はすごい人だから、私に会いに来なさい」と告知しても、誰ひとりまともに相手をしてくれることはありません。一時的に、依存心が強い人が近づいてくることはありますがすぐに破綻します。類が友を呼んでナルシシストが寄ってくることもありますが、これまたうまくいくことはありません。ナルシシストは満たされることはないのです。
SNSで自分を世界に向けて発信すれば人気者になれるという妄想は、一瞬で打ち砕かれます。現実世界で好かれることがない人間がSNSで自己陶酔発信したところで、「あぁ、この人はナルシシストなんだな。距離を置こう」と判断されるだけです。鴨にはなれるかもしれませんが、望む未来を手に入れることはできません。フォロワーを増やしたところで、孤独感が消えることはありません。
ナルシシストが自分を変えようとすることはありません。空想の世界を限定する現実を発見して自分を変えようとした時点で、ナルシシストではないのです。自分を変えようとしないナルシシストは、人間関係リセットを繰り返しながら人生を終えていくことになります。自分を変えるのは、力学的な動きと姿勢の改善から始めるのが基本です。動きと姿勢が美しく整っていくにつれ、人生の質も自然に良くなっていきます。