2020年2月8日土曜日

「着物にメガネは似合わない」とか「接客時にメガネをかけるのは失礼」とかいう人権侵害について

福岡天神 ZEISSビジョンセンターアイックス

メガネは医療機器です。
メガネレンズ・外科用内視鏡 - 新私たちの暮らしと医療機器

生活環境やライフステージに合わせて、医療機器であるメガネをかけ替えるのが、現代社会を生きる私たちの生活を豊かにします。

一方で、「着物にメガネは似合わない」とか「メガネで接客は失礼」という発言を平気でする方々もおられます。例えば、事故などで足が不自由になって車椅子生活になった方に対して、「着物に車椅子は似合わない」とか「車椅子で接客は失礼」とか言うでしょうか? 言うとしたら、クズだと思います。
※クズ=卑劣、残忍、薄情、無礼など、人としての道理や配慮を無視した言動や行動を平然とやってのけ、それに対して一切悪びれなかったり、あまつさえ自分の行為を正当化しようと考えるなど、文字通りに人間としての価値のないくらいに下衆い性格や思考の持った人間。

いかれさんのTweet







そして、めがねっこさんのTweet


真面目な話、「メガネ似合わない」という発言が招く被害について、少し考えて欲しいと思います。自身が持っている視力を必要な距離に合わせるための手段としての医療機器を装着している人をディスるなど、まともな人がすることではないと思います。もっとも、最近は「キモノメガネブーム」がきているくらいなので、着物警察同様に駆逐されてはいくと思いますが。

ファッションの一部として、TPOに合わせて何種類も持って掛け替える人も増えてきました。

こちらのニュース。

ドイツの光学医療機器・レンズメーカー「ZEISS」が メガネ店「アイックス」と協働で 日本初の『ZEISSビジョンセンター』を 福岡・天神に2019年12月12日にオープン ~正確な視力測定と視覚に関するコンサルテーションにより 最適なメガネレンズとフレームをご提供~

私のメガネは、福岡天神のアイックスさんでつくりました。

私のメガネたち
日常用は遠近のメガネを使用します。運転にはドライブレンズのメガネ、狭い室内での活動やノートパソコン使用時は中近(2メートル~至近)、デスクトップパソコン使用時や読書時には近近(1メートル~至近)のメガネを使います。レンズの累進性能がいいので、重宝しております。

残念なことに、さまざまな理由で、適切に調整されたメガネの使用をやめてしまう方がおられます。ライフステージに合ったメガネを使っている私からすると、あり得ないことなのですが、仕方がないことなのかもしれません。

アイックスのメガネは、うまく使いこなせば、文字通り「人生を変えるメガネ」となります(楽して良くなることはこの世に存在しないので、それなりのトレーニングは必要ですが)。

そして、私の実感として、いかれさんの「デジカメのレンズを変えても最大画素数は変わらないですよね? 」という言葉の意味は深いなと思います。かける人の人徳以上の効果は得られないのだと感じています。単に視力の問題だけでなく、考え方や生き方の部分は、それなりにトレーニングしていかないといけません。

アイックスさんで、ビジョンアセスメント(検査)を受けてみると、「なるほど、だから私の人生はこんななんだ」ということがわかるかもしれません。正しくビジョントレーニングをすると、生活の質が確実に向上します。

小松 佳弘 ビジョントレーナー
眼の勉強は楽しいですよ。