下位クロスシンドローム |
上位クロスシンドローム |
クロスシンドロームは、Vladimir Jandaさまが提唱している考え方です。
弱い筋肉と硬い筋肉を結ぶと、前後方向で交差している状態です。
硬い筋肉=過剰緊張し、短縮傾向にある。
弱い筋肉=緊張がゆるみ、たるむ傾向にある。
筋力バランスが悪いので、姿勢が悪化します。
腹筋群や臀筋が弱くゆるんでしまう。
腰部脊柱起立筋は硬く緊張し短縮していまう。
現代の生活では、座位でいる姿勢(股関節屈曲状態)が長くなりがちです。
股関節(脚の付け根)前方の腸腰筋が硬く緊張して短くなりやすくなります。
厄介なことに、膝を曲げているために、ふともも後ろ側のハムストリングスも短くなります。
腰を反らせ、背中を丸めてしまうことになります。
全てを他人のせいにし、自分で正しく行動しようとしない人間のできあがりです。
解決の鍵を握っているのは臀筋です。
上部僧帽筋と肩甲挙筋が異常緊張し、短縮硬化してしまいます。
これは、首の後ろ側の過剰緊張の元となり、あごが前に出てきます。
一方で、深層頸部屈筋群は弱くたるんでしまいます。
ますます、あごが前に出てきます。
肩を下げる下部僧帽筋も、脇を締める前鋸筋も弱くたるんでしまいます。
※一般的には、菱形筋が弱くたるんでしまうとされています。
胸は硬く閉じてしまいます。
他人の意見を聴く耳をもてない姿勢のできあがりです。
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