2019年11月14日木曜日

身体の前後の交差筋力バランスを改善して姿勢を良くしましょう。

12月13・14・15日の東京集中講座は、クロスシンドロームの解説をします。

下位クロスシンドローム

上位クロスシンドローム
クロスシンドロームは、Vladimir Jandaさまが提唱している考え方です。

弱い筋肉と硬い筋肉を結ぶと、前後方向で交差している状態です。

硬い筋肉=過剰緊張し、短縮傾向にある。

弱い筋肉=緊張がゆるみ、たるむ傾向にある。

筋力バランスが悪いので、姿勢が悪化します。


腹筋群や臀筋が弱くゆるんでしまう。

腰部脊柱起立筋は硬く緊張し短縮していまう。

現代の生活では、座位でいる姿勢(股関節屈曲状態)が長くなりがちです。

股関節(脚の付け根)前方の腸腰筋が硬く緊張して短くなりやすくなります。

厄介なことに、膝を曲げているために、ふともも後ろ側のハムストリングスも短くなります。

腰を反らせ、背中を丸めてしまうことになります。

全てを他人のせいにし、自分で正しく行動しようとしない人間のできあがりです。

解決の鍵を握っているのは臀筋です。


また、下を向いた姿勢でいることが多いのも問題です。

上部僧帽筋と肩甲挙筋が異常緊張し、短縮硬化してしまいます。

これは、首の後ろ側の過剰緊張の元となり、あごが前に出てきます。

一方で、深層頸部屈筋群は弱くたるんでしまいます。

ますます、あごが前に出てきます。

肩を下げる下部僧帽筋も、脇を締める前鋸筋も弱くたるんでしまいます。

※一般的には、菱形筋が弱くたるんでしまうとされています。

胸は硬く閉じてしまいます。

他人の意見を聴く耳をもてない姿勢のできあがりです。

解説の鍵を握っているのは……東京集中講座で解説します。


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