横隔膜 |
みぞおちがかたいと、重心があがる。
下腹の力が抜け、腰椎が不安定になる。
肩に力が入るし、余裕がなくなり視野狭窄になる。
相手の表情が視えない、相手の話が聴けない状態に陥る。
お腹ポッコリ、片脚バランスはフラフラ。
いつもイライラ。
そんな人のみぞおちはかたい。
横隔膜がかたくて、うまく動いてくれない。
そんなわけで、日本の伝統的な身体操作技法でほぐしてみよう。
① 息を深く吐きながらお腹を凹ませ、肋骨弓の裏側に四指の指先をさしこむ。
② 吸うときは、指を外して、みぞおちだけをふくらませる。
③ ①~②を繰り返す
横隔膜の動きがよくなったはずだ。
身体操作時の正常吸気は、下腹は平らに締めたまま、みぞおちはゆるむ。
腹筋前部の活動を抑えつつ、腹横筋をはたらかせる。
上虚下実。
上半身の力がゆったりと抜け、下半身がどっしりと安定している状態。
5月17・18・19日(金・土・日)の東京集中講座で詳しく解説する。
やわらかい胸郭を取り戻すメリットは大きい。
過去最高に充実した内容となる。
骨盤の中間位と合わせてマスターして欲しい。