グレイ解剖学 足底 |
筋肉が硬くなるのは、憎しみを心の底に閉じ込めているからです。
イライラしている人は、心の根っこに憎しみがあります。
不機嫌な人は、憎しみを心の奥底に封じ込めています。
愛情飢餓感と自己蔑視が特徴です。
親から愛されなかった。
その結果として愛情飢餓感が強くなるのです。
親から見捨てられる不安があった。
その結果として、自己主張せずに従順に振舞うようになるのです。
そんな人たちは、自分の不快感情を意識できなくなったりします。
相手に過度な好意をアピールする人は、憎しみを抑圧した反動形成としてそうしているのです。
わざわざ尊敬していることをアピールする人は、心の奥底に憎しみがあります。
不機嫌でいることなんて問題がないと感じる人は多いかもしれません。
不機嫌でいるということは、心の底に憎しみをため続けているということです。
この憎しみの影響で、ありとあらゆる人間関係がうまくいきません。
なにより、現実を楽しむ能力が破壊されます(何をやっても楽しくありません)。
抑圧している憎しみは、意識化する必要があります。
言いたいことは言うべきなのです。
言いたいことを言えない関係は切りましょう。
何ひとついいことなんてありませんから。
言いたいことが言える関係とは、心が触れ合っている関係です。
言いたいことが言えない関係とは、心が触れ合っていない関係なのです。
不機嫌で不活発な人は、自分をごまかしています。
何もかもが嘘で塗り固められています。
ありとあらゆる人間関係が嘘なのです。
だからいつも虚しさを感じています。
嘘の関係だから不機嫌が生まれるのです。
本当の気持ちをお互いに表現できる関係を築いている人は、不機嫌にはなりません。
信頼関係を築けない=誰も信用できない人は、コミュニケーションができません。
そうなのです。
不機嫌な人の筋肉が硬い理由と人間関係がうまくいっていない理由は同じなのです。
古来より伝承されてきた智慧です。
心の底の憎しみこそが、筋肉の硬さの正体なのです。
物理的な理由で筋肉が痛くなるのは、せいぜい15%程度だと思います。
憎しみによつて硬くなった筋肉が痛みを感じているのが現実なのです。
正しく身体を動かすことで、自分の心の奥底にある憎しみを自覚できることがあります。
それが自覚できた時、本当の意味でやわらかい筋肉になります。
自分の心の奥底にある憎しみに気づけないうちは、筋肉はやわらかくなりません。
人間関係もうまくいきません。
筋肉の質の改善と人間関係の改善は同時に起きます。
例外はありません。