2015年3月6日金曜日

脚の付け根はどこ?  腕の動きが悪いもうひとつの理由

昨夜の指導者育成講座で、「腕の付け根」の話をしました。

参考記事→鎖骨美人が美声な理由~腕は胸骨から生えてるんですよ~


では、脚の付け根はどこでしょう?

昨夜は、解剖学的には「股関節」、筋肉的には「みぞおち」と説明しました。

で、身体操作的には『恥骨』ということになります。

(ややこしくなるので、昨夜は説明しませんでしたが)

脚の付け根はどこでしょう?

恥骨結合胸鎖関節が同期するということになります。

よく知られていることですが、恥骨結合が歪むと鎖骨が動かなくなります。

※今日の指導者育成講座と、次回の夜の指導者育成講座で説明します。


恥骨結合

安部塾式の猫牛の型は、恥骨結合と胸鎖関節の同期ができます。

前頸筋膜と横隔膜と骨盤隔膜を同期させるテクニックですからね。

『背中反る=吐く』『背中丸まる=吸う』の、理論的根拠です。

呼吸が楽に深くなるよう緻密に計算された動きなのです。


たかが猫牛ごときで、なぜにいろんな身体症状が消失するのか?

その秘密のひとつは『恥骨と尾骨』にあります。

立ってみて、恥骨の上の端と尾骨の先端を同じ高さにしてみましょう。

それぞれに指を当ててみるとわかりやすいと思います。

恥骨と尾骨

立位のバランスが、すごく良くなったはずです。

骨盤隔膜の機能が改善されたということになります。

結果、呼吸が楽になっていると思います。

鎖骨の動きも滑らかになっていませんか?


この仕組みを、安部塾の猫牛では『よつんばい』で再現しているわけです。

なので、身体の動きも体調も改善されるということです。


詳細は、指導者育成講座で♪