・起始 腸骨稜・腸腰靭帯
・停止 第12肋骨・腰椎1番~4番椎体肋骨突起
・作用 腰椎を屈曲・第12肋骨を下制。
・特徴 両側の腰方形筋が作用すると腰椎屈曲・片側がすると腰椎側屈・回旋
※片側が働くと腰椎を同側に曲げ、骨盤を挙上。
※腰方形筋が過剰緊張すると、上体がねじりにくい。
なので、こんなことが起きます。
見かけ上の脚長差 |
見かけ上の脚長差 |
腰方形筋は第12肋骨を下制するので、息が吸えなくなるのです。
腰方形筋の一部は横隔膜に停止しているため、事態はますます悪化。
呼吸が乱れ、精神的緊張が強まります。
冷えとむくみと食道の異常と腰痛と生理痛と・・・・・・モロモロ。
冷えとむくみと食道の異常と腰痛と生理痛と・・・・・・モロモロ。
腰方形筋と横隔膜 |
腰方形筋が緊張しているタイプの腰痛症の人を観察してみましょう。
呼吸が浅くて、精神的に不安定なはずです。
中臀筋・小臀筋の機能異常と、坐骨神経痛症状も。
股関節の機能が崩壊し、感情が制御不能に。
よく見かけませんか?
安部塾的には、『猫』『振り返る猫』の練習が基本。
その他、側屈系をやります。
嘘みたいに、心身ともに安定します。
問題は、言い訳全開モードなので練習に来ないことだけです(笑)。
骨盤が傾いていると、なかなか前向きになれませんからね。