2023年11月8日水曜日

美しい脚の動きに欠かせない縫工筋の作用

 縫工筋は、大腿前面の内側表層に位置し、骨盤の外側から膝の内側に向けて大腿四頭筋を横断するように走行する帯状の筋肉です(上前腸骨棘から脛骨粗面の内側に付着)。 人間の体のなかで最も長い筋肉で、股関節屈曲・外転・外旋と膝関節の屈曲に作用します。

右の縫工筋

 縫工筋は筋肉が二つの関節をまたいでいる二関節筋です。膝関節の作用としては曲げる動作と脛骨を内側に動かすとされ、膝関節の内側を支持すると考えられています。

 股関節の屈曲・外転・外旋、膝関節の屈曲・内旋の作用があるということになります。

 縫工筋を伸ばすには、股関節での大腿部の伸展、内転、内側回転が必要になります。

縫工筋のストレッチング

 レッスンやワークショップで使い方や整え方について解説します。