7月の大阪・神戸・名古屋の集中講座は、手技療法による体ほぐし・伸ばしの実技解説をいたします。「なぜ、筋肉がガチガチに固まってしまうのか?」「どのようにしたら『ふわふわの筋肉』になっていくのか?」について、詳しく説明いたします。筋肉がガチガチに固まっていまう=筋肉が過剰緊張状態になったままになってしまうと、心身両面に悪影響が出てまいります。
体伸ばし |
ガチガチに固まった筋肉をいきなり強い力で押したり揉んだりするのは、少し考えたら「やってはいけないこと」であるのはすぐにわかると思います。多くの場合、筋肉が固まっている理由は、不安や怒りなどの緊張による随意的な抵抗によるものです。そこに強い刺激を与えればどうなるかなんて火を見るより明らか(きわめてはっきりとしており、疑いようのない)です。
手技療法に限りませんが、触れる側の緊張は、触れられる側にストレートに伝わります。緊張が伝達することで緊張がほぐれることはあり得ません。触れる側自らが深いリラックス状態にないと、触れられる側をリラックス状態に誘導することはできません。体を伸ばせていない人に触れられるとさらに緊張が高まり、体を伸ばせている人に触れられると(相性が良ければ)リラックス状態が訪れます。
突き(パンチ)でいうところの「浸透する力」を使えば、極軽いタッチで内部に圧を浸透させることができます。結果的に、触れられる側だけでなく、触れる側の体調もよくなります。
7月の大阪・神戸・名古屋の集中講座は、触れる側の姿勢のつくり方を中心に、「緊張せずに他者に触れる技術」について解説していきます。