4月14日(土)の神戸集中講座でやる内容の一部となります。
姿勢制御で大切なのは、「視覚・前庭情報・固有受容・足の皮膚」です。
生体力学的姿勢連鎖 |
「The 安部塾!」という感じですね。
まあ、姿勢の学校なので、当然と言えば当然ですが(笑)。
このうち、視覚はアイックスさんに、足はシューズクラトミさんに丸投げしています。
安部塾では、前庭情報や固有受容を磨きつつ、統合能力を向上させる方向で指導しています。
なので、きちんと解説を聴いている塾生たちの姿勢はみな美しいのです。
「混ぜもの」をすると、基本的に姿勢が崩壊します。
正解はひとつしかないので、まがいものを混ぜると不正解=蛇足になるのです。
蛇足より
《昔、中国の楚(そ)の国で、蛇の絵をはやく描く競争をした時、最初に描き上げた者がつい足まで描いてしまったために負けたという「戦国策」斉策上の故事から》付け加える必要のないもの。無用の長物。
引用ここまで
楚有祠者。賜其舎人卮酒。舎人相謂曰、
「数人飲之不足。一人飲之有余。請画地為蛇先成者飲酒。」
一人蛇先成。引酒且飲之。乃左手持卮、右手画蛇曰、
「吾能為之足。」
未成、一人之蛇成。奪其卮曰、
「蛇固無足。子安能為之足。」
遂飲其酒。為蛇足者、終亡其酒。
余計な方法論を付け加えてはいけないのです。
データストレージシステム統合 |
で、生体力学的姿勢制御の何が素晴らしいかって、声が明るくなることです。
「視覚・前庭情報・固有受容・足の皮膚」の機能を高めると、明るくなります。
ハードの機能がガチャガチャな状態で、ソフトをどうこうしてもうまくはいきません。
姿勢が崩壊した状態でつくり笑いの練習をしても有害無益なのと同じです。
試してみれば0.1秒でわかります。
頭部前方位置姿勢で口角をあげてみましょう。
ホラーです(笑)。
ものごとには順番というものがあるのです。
賢い人は、第1趾のDIP関節の機能改善から始めます。
そして視機能改善から固有受容へ。
前庭情報と統合して、美しい姿勢=明るい声へ。
うまくいっているかどうかの判断は、明るい人間関係が築けているかどうかで。
明るい声=明るい人間関係の法則です。
孤立している人の声は暗いのです。
あるあるですが……
生体力学的姿勢制御ができていない人ほど、生体力学的姿勢制御を馬鹿にします。
感覚が鈍すぎてわからないのです。
感覚が鋭い人は、その価値を瞬時に理解します。
暗い人ほど、生体力学的姿勢制御が難しくなるということです。
明るい人は、容易く生体力学的姿勢制御ができるようになります。
神戸集中講座で、統合の仕方の解説をします。
御参加お待ちしております。