薬院校集中講座20170702 舌 |
先日、周りの人たちを自分のふしあわせに巻き込もうとする人とお話ししました。
後日、周りの人たちを自分のしあわせに巻き込んでいる人とお話しししました。
周りの人たちを自分のふしあわせに巻き込もうとする人は攻撃的で孤独です。
その身から漂う暗く陰鬱な雰囲気は、周りの人たちを遠ざけます。
善意で関わってくれる人を疲弊させ、消耗させます。
嫌悪の対象となり、「近づかないで欲しい」と思われます。
周りの人たちを自分のしあわせに巻き込もうとする人は友好的で愛されています。
その身から漂う輝く明朗な雰囲気は、周りの人たちを魅了します。
一緒にいる人たちを元気づけ、生きる力を与えます。
愛玩の対象となり、「お近づきになりたい」と思われます。
ふしあわせな人は、他人からしあわせにしてもらおうという非合理的な信念を持っています。
しあわせな人は、自分でしあわせになろうという合理的な信念をもっています。
この違いは決定的で、ふしあわせな人はよりふしあわせに、しあわせな人はよりしあわせに、
思いつくことが、最不適解か最適解という状態に真っ二つに分かれてしまいます。
自分で最不適解を出して破綻しているのに、すべて周りの人たちのせいにしてしまい、
徹底的な孤立へと、我が身を沈めてしまうふしあわせな人。
自然に辿り着いた最適解によって、周りの人たちから信頼され愛され大切にされ
支え合いながら、しあわせを拡大していくしあわせな人。
どちらの人生が良いかは、私にとっては明白です。
何の迷いもなく、しあわせな人の真似をしたいと思います。
好意には返報性があります。
他人に好意を向ければ、好意が返ってきやすいのです。
しあわせな人は、他人に好意を向けます。
好意が返ってくるので、しあわせが倍々で増えていきます。
ふしあわせな人は、敵意・悪意を向け、敵意・悪意を向けられます。
敵意・悪意のひとつに、「無視」があります。
自分が無視されるのは、自分が他人に向けた敵意・悪意の結果です。
敵意・悪意が返ってくるので、ふしあわせが二乗で増えていきます。
そして、ふしあわせな人は、犠牲者意識の塊と化します。
犠牲者意識の塊と化すことで、暗い陰鬱な雰囲気が強化されてしまいます。
自分に関わる人たちをふしあわせに巻き込もうとしていたら、すべてが破綻します。
自分に関わる人たちをしあわせに巻き込もうとしていたら、いい感じで潤滑します。
まずは、自分で自分をしあわせにすることです。
そして、そのしあわせに、周りの人たちを巻き込もうとしましょう。