大体は、何のエビデンス(根拠)もないデタラメな運動法をされてあります。
最悪なのは、機能解剖学的に明らかに間違っている運動です。
『自分のところのやり方が特別』と喧伝しているところで習っている場合が多いです。
僕はよく、「正解の動きはひとつだけ。あとは全部間違いです」って言います。
特別な動きなんて、存在しません。
だから、トップレベルの人たちの動きは、みんな同じになります。
息をのむほど・虜(とりこ)になるほどに美しい動きに。
そう。
その動きをやって痛みが出るということは、その動きは間違っているのです。
そして、その間違った動きは脳を壊します。
痛みによって脳が委縮してしまうのは、最近の脳の研究で明らかにされています。
「壊れた脳で考えつくことなんて、根本から間違っていますよ」
僕はいつも塾生にそう言います。
『脳 委縮』で検索してみてください。
ちょっと真剣に考え直したくなるはずです。
脳 |
安部塾でやっていることは、正しい姿勢・動き・呼吸の習得です。
プロメテウス解剖学をはじめとする解剖の本による『読書療法』です。
何が書いてあるかわからない人が多いので、簡単に解説をします。
講座に通いつめた人たちは、身体どころか人間関係まで健康的になっていきます。
脳が壊れている人は、座学で痛みがなくなる仕組みを理解できないことがあります。
間違った動きで痛みが出ている状態の、いちばん難しいところです。
『一から全部、自分の動き=感じ方・考え方が間違っている』ということがわからないのです。
魔法ではないので、自覚がない人に対しては効果をあげることができません。
プロメテウス解剖学を読んで、「あ~やばい。めっちゃ勘違いしとった」って感じれる。
そんな人は、とてもラッキーです。
人生がコペルニクス的に反転して健康的になります。
それまでの自分の生育歴を客観視できるようになってきます。
『特別な人』とか『特別な何か』に依存するのはよくないと思います。
健康でいられる『居場所』があるのは素敵なことだと思います。
僕は、『きちんと自他の境界線を引ける居心地がいい場所』として薬院校をつくりました。
もうすぐ、東京にも、そんな居場所ができる予定です。
脳の修復に来てくださいね。
-------------------------------------------------------------------------------
■集中講座の御案内
11月21・22・23日 はじめての解剖学・薬院校集中講座