暴力と戦争の由来:ゴリラの視点から人類の進化を考える より |
「赤ちゃんは、トーンがきちんと聞き分けられる。そして、赤ちゃんは、言葉の意味を理解するわけではありません。たとえば、英語で語りかけても、日本語で語りかけても、赤ちゃんはきとんとその声のトーンに反応してくれる。」
「じゃあ、どんなトーンかというと、ピッチが高く、変化の幅が広く、母音が長めに発音されて、繰り返しが多いという特徴を持っています」
「みなさんも思い出してください。赤ちゃんにそういう声で語りかけているはずですよ。それは、覚えなくても、自然に出る声です。習わなくてもいい。人間は生まれつきそういう声を持っているんですね。」
「そして、その声を、赤ちゃんで大人同士で利用して、赤ちゃんと同じように相手と自分との間の境を越えて、心をひとつにするような社会性が生まれました。それが音楽の機能だと思います。」
暴力と戦争の由来:ゴリラの視点から人類の進化を考える より |
「そして音楽は、言葉が登場する前に、人々を団結させ、高揚感や増大感、感情や信頼の共有をさせて、社会力を高めました。みんなで苦難に立ち向かい、協力して難しい問題を解決するというようなことができるようになった。これは、人間の共感力を高めた結果だと思います。」
「歌というのは究極的に、人間の共感に対して大きな作用をするものだと思います。」
引用ここまで
明日から、「音づくりセラピー」的な活動を開始します。
2年前、この動画を観ていて、音楽の力というものを研究してみようと思いました。あっという間に時は過ぎ、音響機材で部屋が埋め尽くされる事態になりました。
いろいろとやってみてわかったことは、この動画にある通りでした。
増え続ける機材とともに、幸福感が上昇していく体験を共有できたらと思います。