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作家になりたい? スティーブン・キング『小説作法』の励まし
スティーヴン・キング著『小説作法』(アーティストハウス社刊)より
2010/09/22 スティーヴン・キング―小説作法―
「書き手は常に読者を第一に考えなければならない。馴染みの読者がいなかったら、作者は虚空に吠えているのと同じである」
「副詞は頼れる味方ではない」
「会話の限定詞に副詞を用いるのは、よほどのことがあって、ここぞ、という場面でなくてはならない。それとても、なろうことなら避けるべきである」
「悪文のほとんどは不安に根を発している」
「文章の極意は、不安と気取りを捨てる事である」
「書くもの書くものがすべて読者から支持されることはあり得ないし、常に相当数の読者を獲得するのもなまなかではない。作者はせめて時たま、一部の読者に喜ばれるものを書く心がけが肝要だ」
「愛着があっても、駄目なものは駄目と割り切らなくてはいけない」
引用ココマデ
僕は、スティーブンキングさんの大ファンだ。
きっかけは子供の頃に読んだ『ファイヤースターター』(映画化されている)。
小説版は映画以上に面白い。
その後、怒涛の勢いで彼の作品を読んだ。
僕が構想を練らないのは、彼の影響。
僕はずっとそうやって過ごしてきた。
この仕事をするようになって、文章を書くようになった。
当初は、不安からクドイ文章ばかり書いていた。
読者を信頼できるようになり、簡素な描写で書くようになった。
僕のことを大好きな人たちは、わかってくれるからね。
なじみの人たちがいないとしたら、虚空に吠えてるのと同じ。
歌・ダンスなどのパフォーマンスもそう。
観てくれる人を第一に考えていればいい。
あとは、不安と気取りを捨てれば大丈夫。
すべての人たちから支持される必要はない。
一部のコアなファンに、喜んでもらえばいい。
これからもよろしくね。