2021年5月25日火曜日

腹直筋のほぐし方(テニスボールを使った圧迫伸長テクニック)

 「腰背部に水平状・帯状の痛みがあるとき、その原因は腹直筋にできたしこり(索状硬結)かもしれません。」の続きです。

腹直筋の上部繊維と下部繊維のトリガーポイント

 うつぶせになって、テニスボールをトリガーポイントに当て、お腹をゆるめながら恥骨と胸骨・肋軟骨を遠ざけつつ、ゆっくりと呼吸をします。

腹直筋の圧迫伸長テクニック

 うつぶせになって、テニスボールをトリガーポイントに当て、お腹をゆるめながら恥骨と胸骨・肋軟骨を遠ざけつつ、ゆっくりと呼吸をします。テニスボールを当てている位置を頂点とした弧を描くようにするとうまくいくはずです。

 腹直筋は強制呼気筋なので、力強く吐くと収縮してしまうため、ゆるんでくれません。自然呼吸で、吸う方に意識を向けるようにします。同じ理由で、尾骨のタックイン(たくし込み)もいれません。