2021年5月9日日曜日

その肩の痛みは力こぶ(上腕二頭筋)が固まっているからかもしれません。

 

上腕二頭筋

■上腕二頭筋

起始:長頭;肩甲骨の関節上結節/短頭;肩甲骨の烏口突起

停止:橈骨粗面と上腕二頭筋腱膜

作用:肩関節の屈曲・外転(長頭)、内転(短頭)/肘関節の屈曲と前腕の回外

 上腕二頭筋は、腕の中では最も浅層にある筋の1つで、肩関節と前腕の両方へ作用します。上腕二頭筋は紡錘状で多関節に機能するため、三角筋や上腕筋など単関節筋で大きな力をつくり出す共動筋と比べると、機械効率は制限されます。

 上腕二頭筋の長頭と短頭が反対の位置に付着することで、肩関節屈曲時に肩関節を安定させています。このように、上腕二頭筋は三角筋、烏口腕筋、上腕三頭筋と協力して動いています。上腕二頭筋短頭は腕を内転させたり、歩行時に腕を前に振ったりする際に、烏口腕筋と組み合わさって働きます。

 主に上腕二頭筋は、上腕筋、腕橈骨筋、大半の手関節屈筋群と共に肘関節の屈曲に作用します。その他の動きとして前腕の回外があり、これによりコルクの栓を瓶から外すような、捻りの動作を機能的に行なうことができます。

※参考文献「ヴィジュアル機能解剖学 南江堂」

●基本的な機能運動

物を持ち上げる。食べ物を口に運ぶ。

●適応

肩関節の伸展制限を伴う肩の痛み(前面)/上腕二頭筋腱炎/可動域の減少(伸展時)/肩関節周囲炎(五十肩)/肩前面にひろがる疼く痛み/手掌をひっくり返す動作の筋力が低下/肩の疼く痛み

※参考文献「トリガーポイント治療 緑書房」

上腕二頭筋ほぐし

 意外なことに、力こぶをほぐすと肩が軽くなります。痛みがある場合は軽減します。