2021年5月28日金曜日

腹直筋が短縮硬化する(固まる)と姿勢が崩れ、呼吸ができなくなります。胸鎖乳突筋も固まり頑固になります。

 昨日のツイキャスの内容理解のための画像です。

スーパーフィシャル・フロント・ライン

参考記事 → 負の感情をもつ人の全身姿勢は、体幹と腕が屈曲し、下肢が硬直し、頸上部が過伸展する。

 腹直筋が短縮硬化する(固まる)と姿勢が崩れます。連動して胸鎖乳突筋も短縮硬化して、上部頸椎部が過伸展して頭部前方位姿勢となり、下あごが後ろに引かれ、肩甲骨周りが固まり首が短くなり、腕をあげることが困難になります。呼吸が浅くなり、まともな声が出なくなります。詰みます。

腹直筋が短縮硬化すると姿勢が崩れる

■頑固(がんこ)

 かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。かたいじ。

■頑迷固陋(読み)がんめいころう

 かたくなで他の意見も聞き入れず、ものの道理もわからず、かちかち頭で視野が狭く、正しい判断が下せないさま。「頑迷」も「固陋」も、頑固で道理に通じていないという意味で、同じような言葉を重ねて強調したもの。

首がつぶれ、あごが壊れる頭部前方位姿勢

 よく怒る人の腹筋は固まっています。トラブルメーカーは首が固まっています。上部頸椎部の過伸展は人生に暗い影を落とし続けます。見た目の印象も、声質も悪くなるため、結果的に運が悪くなります。姿勢を正すということは、脊柱の伸長を意味します(反りくりかえることではありません)。頑迷固陋となるため、他者からの忠言は聞き入れず、他者に対して説教をしてばかりの人生となりがちです。

 自己流腹筋運動や自己流膝曲げスクワットを繰り返した人たちにありがちな展開なのですが、ソファやベッドでゴロゴロしながら生きていても、腹筋も首も短縮硬化します。身体操作法を間違ってしまうと、出てくる結果は悪くなるばかりです。頭部前方位姿勢のときに思いつくエクササイズは、だいたい間違っているものです。

 まずは、恥骨から乳様突起・頭皮筋膜を遠ざけることが大切です。