仙骨の前傾・後傾と腸骨の後方回旋・前方回旋 |
応用して考えてみると、片脚立ちするときは・・・・・・
・支脚側仙腸関節→締まる(仙骨前傾・うなずく)→脚で体重を支えれる
・遊脚側仙腸関節→ゆるむ(仙骨後傾・のけ反る)→脚が滑らかに動く
・・・・・・ということになります。
いま思い出したけど、昔、こんな記事書いてました。
骨盤が締まる・ゆるむ(閉じる・開く)とは? 自分の骨盤を知ろう♪
骨盤前傾・後傾 |
骨盤前傾・後傾 |
■腸骨の前傾・後傾と前方回旋・後方回旋の違い
腸骨の前傾・後傾=左右の腸骨が同じように動くときに使います。
腸骨の前方回旋・後方回旋=片側の腸骨が動くとき・仙骨に対して腸骨が動くときに使います。
■腸骨の動き
上前腸骨棘(ASIS):前傾=前下方へ・後傾=後上方へ
上後腸骨棘(PSIS):前傾=前上方へ・後傾=後下方へ
もう少し、「仙骨に対しての腸骨の動き」の説明を続けてみましょう。
骨盤を左に側屈させたとします。、
左の腸骨が前方回旋し、右の腸骨は後方回旋します。
仙骨は左側がより前傾し、右側に傾斜し、右に回旋します。
骨盤を左に回旋させたとします。
左の腸骨が後方回旋し、右の腸骨は前方回旋します。
仙骨は右側がより前傾し、左側に傾斜し、左に回旋します。
側屈の動きは、側屈側の反対側が支脚となります。
回旋の動きは、回旋側が支脚となります。
これがわかれば、安部塾の身体操作原理の種明かしができます。
面白いでしょ?