2015年2月19日木曜日

首が回らない・上体がねじれない

首が回らないのは、肩甲挙筋が固まってるからなのかもしれません。

肩甲挙筋(けんこうきょきん)は、背部の筋肉の棘腕筋のうち、頸椎と肩甲骨をつなぐ筋肉である。上位頸椎横突起を起始とし、下方やや外側に向かって走り、肩甲骨内側縁に付着する。
肩甲骨を上方へと引く作用がある。不良姿勢などによる肩こりでは、この筋肉にも不快感や重苦しさ、痛みを感じることがある。

引用ココマデ

肩甲挙筋
肩を引き上げる筋肉ですから、肩を固定すれば首が回ります。

頸椎1番(環椎)・頸椎2番(軸椎)の構造上ですね。

軸椎の上で環椎が回転
なので、肩甲挙筋をゆるめましょう。

肩甲挙筋のゆるめ方

塾生なら、「あ、なるほど!!」ってなると思います。

僕の誘導のいたるところに、肩甲挙筋をゆるめる言葉がありますよね。

くどいくらいに、「肩が上がらないように~」「首の後ろを解放して~」。

それはすべて、首を回すための布石なのです。


ついでに、上体ねじりの図も。

外腹斜筋と肩の使い方

ねじる側の肩を上げるとねじりやすくなる理由です。

外腹斜筋が固まっているとねじれません。

なので、みぞおちをゆるめるようにしましょう。

そうすると胸椎が伸展するようになるので、胸椎11・12番が本気出します。

胸椎11・12番の本気

上体ねじりなんて、楽勝なんですよホントは。

そんなわけで、猫⇔牛を安部塾式で練習しましょうね♪