美しい動きの要となる骨『胸椎12番』
美しい動きの要となる骨 胸椎12番 のつづき
首の骨と腰の骨の動きは同期しているのです
・・・・・・よくもまあ、こんないろいろ書いているものです(笑)。
腸骨上端と対角の肩先を結んだ椎骨が胸椎11番
両腕を下げて両肘を結んだ椎骨が胸椎12番
胸椎11・12番の探し方 |
胸椎11番と胸椎12番の椎間関節は、ねじり動作の要です。
腰椎はほとんどねじれません。
腰椎3・4・5番をねじろうとすると、身体が壊れます。
胸椎1~10番は肋骨のかご(リブケージ)になっていて、ねじれにくいです。
胸椎11番と胸椎12番の椎間関節がねじれやすいということになります。
※胸椎1~10番は腰椎1~5番よりは、比較的ねじれやすいです。
浮遊肋骨 |
前端が胸骨に達しないで遊離しています。
なので、自由自在に動かしやすくなっています。
上半身の動きと下半身の動きの接合点といえるかもしれません。
胸腰移行椎とか呼ばれてますしね。
胸椎11・12番は蝶番領域 |
体幹部を回旋するとき、ねじる方向の肩を上げるとねじりやすくなります。
たとえば、右投げのピッチャーの場合・・・・・・
「投球時、タメをつくるとき右肩を上げ、リリースするとき左肩を上げる」
・・・・・・と、球速上がります(しかも肩が痛くない)。
これがわかっていると、上体をねじるのが楽になります。