2015年2月19日木曜日

みぞおちをゆるめると、上体反らしが楽になりますよ~

Uddiyana Bandha(ウディヤナバンダ)というテクニックがあります。

こんな感じになります。

krishnamacharjainmulasana

ヨガ的な解釈はググってもらうとして、僕の考えを書いてみたいと思います。


僕は、『みぞおちをゆるめるテクニック』だと考えています。

腹直筋や外腹斜筋などの上部腹筋が固まっているとどうなるか?

下位肋骨が横にひろがることができません。

息を吸うことができなくなるのです。

上部腹筋

クリシュナマチャリア先生の肋骨弓の角度は120度以上ありそうです。

一般人が75度くらいなので倍近いですね。

肋骨弓の角度
それだけ、下位肋骨を横にひろげれるということだと思います。

そのぶんだけ、胸椎が伸展しやすくなります。

結果、腰椎の過伸展をゆるめることができ、腰痛を防げます。

ウディヤナバンダが腰を守ってくれるということは、そんな原理な気がします。


単にお腹を凹ませるだけでは、腰痛をふせげないものです。

おへそを背骨の方へ引きつけているのに腰痛が出る・・・・・・

そんなときは、吸う息で下位肋骨を横にひろげてみてください。

いきなりグンと楽々反れて面白いと思います。


ヨガの身体操作とはまた違った感覚で楽しめるかもしれません。

あ、吐く息でみぞおちを締めないと、安全に反れません。

なので、タイミングは実際に指導を受けてくださいね。

きちんと反れると気持ちいいですよ~