安部塾の上体反らしは、吐く息でやります。
理由は下図の通り。
呼吸と肋骨 後屈時 |
吸う息で反ると、下位肋骨が引き上がるので、みぞおちがゆるみます。
腰椎部が過剰前湾(過伸展)になり、腰が破壊されます。
吐く息で反ると、下位肋骨が引き下がるので、みぞおちがしまります。
腰椎部の中立状態が保たれ、腰が保護されます。
世界トップレベルの美しいレイバックといえば、レイチェル・ブライスさん。
美しきレイバック レイチェル・ブライスさん |
さて、お腹で6つに割れている腹筋が腹直筋です。
そして、ウエストのくびれをつくっているのが内外腹斜筋と腹横筋です。
腹斜筋群は、上半身のねじり・前屈・左右に傾ける動作の筋肉です。
腹部全体を筒型に包むコルセット状の筋肉が腹横筋です。
きちんと息を吐いて、腹斜筋群と腹横筋で肋骨をしっかりと締めます。
美しいくびれと同時に、強靭な腰が生まれます。
外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋 |
恥骨をおへそに近づけつつ、おへそを背骨に押しつけるように息を吐きます。
これ、アンダーバスト(乳房のふくらみの下を水平に一周した寸法)が細くなります。
きれいなおっぱいになるということですね。
上体反らしを肋骨を締めてやることで、おっぱいが美しくなる。
いいこと尽くめですよ~