筋肉はゆっくり伸ばそうw |
筋肉を持続的に伸張させると、目的とする筋肉の緊張が低下する。
これを利用したのが、ヨガのアーサナ(ポージング)や静的ストレッチング。
仕組みは、こんな感じ。
筋肉が収縮→腱が伸張する。
ゴルジ腱器官が興奮し、電気信号を脊髄&小脳へ。
収縮している筋肉を支配している運動神経抑制→筋弛緩反応。
.同時に拮抗筋を支配している運動神経を活性化→拮抗筋収縮。
小脳からのフィードバック情報が張力調整を補助。
まとめるとこうなる。
・自己筋および共同筋の抑制(自己抑制)~緊張低下・弛緩反応
・拮抗筋の促通(相反性促通)反射
はい。ワケワカメですね。
急速に伸ばされた筋肉は、防衛反応で収縮してしまう。
損傷を防ぐためにね。
なので、しばらく筋肉を軽く伸ばしたままキープ。
ゆっくり伸ばされ続けた筋肉はゆるむ。
自然な呼吸で、ゆっくり伸ばし続ける。
僕のクラスではデフォルト。
テキトーなようで、ちゃんと効果があがる。
頑張らない方がいいのだ。
ちなみに、同じ理由で運動前の静的ストレッチングはパフォーマンスの低下を招くことがある。
・筋収縮力の低下
・収縮速度の低下
・ジャンプ力・ダッシュ力などの瞬発系能力のレベル低下
いわゆる『バネ』が効かなくなる。
ヨガや静的ストレッチングは競技の後で、疲労回復を目的にやるようにしよう。