2015年4月8日水曜日

動くときの呼吸についての質問がきました。

本日の質問メッセージはこれ。


質問またしていいですか?

呼吸と動作です。
吸う息=屈曲
吐く息=伸展
ですね。

では、
ウトゥカタナーサナ
ヴィラ2
など

ポーズに入る時、

膝を屈曲するときは、吸いながら?

戻るとき、
膝を伸展するので、吐きながら?

ですか?


えっと、別にどっちでもいいかと思います(笑)。

身体への作用が変わるだけですから。


ちなみに、ヨガジャーナルのウトゥカターサナ (椅子のポーズ)

息を吐きながら膝を曲げて、太腿をできるだけ床と平行にする。

両膝は足より前に突き出して、胴体は太腿の前にやや傾けて胴体の前側が太腿に対してほぼ直角になるように。

両腿の内側を互いに平行にして、大腿骨の頭部をかかとの方へ押す。

肩甲骨を背中に安定させる。

尾骨は床の方へ下ろして恥骨の方へ入れ込むようにし、腰を長く保つ。

30秒〜1分ステイする。

ポーズをリリースするには、吸う息で両腕のほうへ強く引き上げながら両膝をまっすぐ伸ばす

息を吐きながら両腕を脇に下ろし、タダーサナに戻る。

同じく、ヴィラバドラーサナ II (戦士のポーズ II)

左足をやや右に、右足を90度右に向ける。

右と左のかかとは一直線上に。

太腿を引き締めて右腿を外側に、右の膝頭が右足首の真上になるようにする。

息を吐きながら左膝が左足首の上になるように膝を曲げて、すねを床と直角にする。

可能であれば、左腿を床と平行にする。

右脚を強くして、右かかとの外側を強く床へ押すことで、この動きを安定させる。

肩甲骨の間から両腕を伸ばして床と平行にする。

胴体を左腿のほうへ傾けないこと。

両脇は均等に長く保ち、肩が骨盤の真上にくるように。尾骨をやや恥骨側に引き入れる。

頭を左へ向けて、指先の向こうを見る。

30秒〜1分ステイする。

息を吸いながら起き上がる

足を反対にして左側を同じ長さで繰り返す。

引用ココマデ


大半のヨガは、この呼吸だと思います。

ヨガなら、これで正解だと考えています。


面白いので、こちらの記事も読んでみてください。

ヴィラバドラーサナII:穏やかな戦士

あ、呼吸の話はでてきませんが(笑)。


ヨガの世界で僕が好きなポージングをされてあるのは、Shiva Rea さまです。

Shiva Rea Yoga Shakti

この身体の使い方が、大好きなのです。



いやほんと、大好きです。


安部塾の戦士のポーズⅡはというと・・・

吸う息で肩関節と股関節を外旋します。

坐骨と頭頂を遠ざけて引き合うようにして、脊柱に軸伸展をかけます。

さらに吸いながら胸を開き、膝を曲げていきます。

このとき、骨盤底筋群はゆるめておきます。

吐く息で肩関節・後脚の股関節を内旋させて腹筋群・骨盤底筋群を締めます。

前脚の膝にブレーキをかけつつ、後脚の下腿を外旋させます。

・・・・・言葉で説明しようとすると、こんな感じです。


『実際に戦える呼吸』を基本にしていますので。

ひと息で動かないので、真面目にやると、かなり複雑です。


個人的に、上地流の呼吸が好きです。

膝の使い方と呼吸の同期が、実に素晴らしいです。



當山清幸先生の呼吸は、ほんとうに素敵です。





ほんまもんの身体操作が見れる時代に生まれることができてしあわせです。。


ヨガの身体操作のベースはレスリングと器械体操だと思われます。

組み技系の呼吸ということになります。

打撃系・関節技系をベースとする僕の呼吸と違うのは当たり前です。

なので、好きな方でやればいいのではないかと思います。


呼吸のやり方で、体型や考え方まで変わります。

どんな体型になりたいのかを精査して、呼吸を選べば良いと思います。