弓と弦 |
脊柱を弓としてイメージしてみましょう。
筋膜は、頭蓋から足底までつながっている弓の弦であることがわかります。
組織を包んで、支えて、分けて、守ってくれる隔膜同士を結びつける弦。
そして、隔膜の動きを繊細に調整してくれています。
頭蓋底~鎖骨の内側~肝臓付近の膜~おへそ~膀胱を覆う筋膜~骨盤隔膜~膝~足底筋膜
たくさんの弓の弦が、僕たちの身体をつくってくれています。
その弦が短縮硬化してしまったらどうなるかなんて、考えなくてもわかります。
機能障害が起きて、すべてうまくいかなくなります。
安部塾身体操作では、機能障害に注目します。
筋膜の硬さ・左右差から生じる身体のゆがみからの解放。
さまざまなテクニックを総動員して、弓の弦の性能を回復させます。
解放された身体になれたとき、心も解放されます。
真摯に自分の身体と向き合うこと。
自分の間違った思い込みで無意味に身体を痛めつけている事実を認めること。
正しい身体の使い方を学ぶことで、自分の間違った思い込みに気づくこと。
それが、弓の弦の性能を取り戻す最善の道だと思います。