距骨(きょこつ) |
距骨(きょこつ)には、筋肉が付着していません
かかとを上げた姿勢を保つとき、距骨と踵骨の関節(距踵関節)がグラグラしやすいということです。
距骨には筋肉が付着していないために、筋肉で距骨を直接操作することはできないのです。
安部塾の身体操作で、足首と脛骨(けいこつ)をつなげる練習をする理由です。
距骨(きょこつ) |
外反母趾などは、この関節の機能異常から発生します。
距骨下関節が正常に機能しないと、他の関節がそれを補うことをになります。
いわゆる、代償ですね。
踵(かかと)の関節の機能異常→膝関節→股関節→背骨→胸鎖関節→顎関節・・・・・・
全身の関節の機能に障害が波及することになります。
代償の連鎖、テラオソロシス・・・・・・
たかが踵(かかと)の関節などと、舐めてはいけません。
顎関節の不調がある人は、距骨下関節の機能異常もあるはずです。
同期していますからね。
足底筋膜→骨盤隔膜→大腰筋→横隔膜→胸鎖乳突筋→あごという流れです。
ここまで書けば、なぜこの動きが重要かわかりますよね?
足首と呼吸 |
かかとの関節の機能異常は、お尻の筋肉(臀筋)の弱化を招きます。
中臀筋の収縮反応速度が低下して、立ちバランスがとれなくなります。
片脚支持・中臀筋の収縮反応 |
安部塾身体操作で、足首とお尻の同期を練習する理由です。
面白いでしょw