また、片側だけ、横に曲げれない人もいます。
どういうことなのでしょうか?
それは、上体をねじれない(回旋できない)からかもしれません。
側屈・回旋 |
■側屈
側屈の動作時、胸椎・腰椎ともに回旋運動が伴います。
なので、体幹の回旋の動きの改善を行う必要があります。
回旋の動きが楽になると、側屈の動きも楽になります。
また、骨盤が過剰に前傾・後傾しすぎると側屈・回旋がしにくくなります。
なので、骨盤の傾きは中立を保ちましょう。
おまけ的な基礎知識です。
■側屈の可動域(諸説ありますが、一般的な説)
・胸椎部の可動域 約25度
上・中部の胸椎の各分節の可動域 約6度
下部胸椎(T11・T12)では片側方向の可動域 約9度
※胸椎の側屈時には、同側への回旋の動きが生じます。
・腰椎部の可動域 約20~25度
腰椎部の側屈では各分節の可動域 約4~6度
※腰椎の側屈時には、反対側への回旋の動きが生じます。
・胸椎~腰椎全体 約45~50度